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■ 妖精奇譚-Fairy Tale
1枚ずつ選んだ自分の手札で得点を競うカードゲーム。12枚のカードをプレイしたとき、最も多くの得点を獲得したプレイヤーの勝ち。

 

1枚ずつ選んだ自分の手札で得点を競うカードゲームです。最初に全員に5枚ずつカードが配られ、好きなものを1枚ずつ抜き取って、残ったカードを隣プレイヤーに渡します。渡されたカードの中から、好きなものをまた1枚ずつ抜き取り渡します。これを繰り返し自分の手札を決めます。手札が決まったらその中の3枚のカードをプレイします。「手札を決めてからカードプレイ」を4ラウンド繰り返し、12枚のカードをプレイし終わったときに最も多くの得点を獲得していたプレイヤーの勝ちとなります。

最初にカードの手札をドラフトして決めますが、その時にいろいろとプレイヤー同士の駆け引きが起きるちょっと変わったカードゲームです。

 

そんな「妖精奇譚~FairyTales」の iPhone / iPod touch / iPad 版です。

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これは自分のカードを場に出して高得点を獲得するというカードゲームです。

そのときに使う自分のカードは「ドラフト」というやり方で1枚ずつ獲得していきます。「ドラフト」とは野球とかでも使われるあの「ドラフト」と同じです。

 

流れとしては

 

1: ドラフト

2: カードプレイ

 

を1→2の順で行い、同じことを4回繰り返します。

ゲーム画面はこのようになっています。手前が選ぶ「カード」で、上が選んだ「自分のカード」です。中央は「相手プレイヤーがプレイしたカード」で、右側は自分が「プレイしたカード」となります。

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カードは長押しすると、大きくして詳細を見ることが出来ます。

カードの左上の数字が「点数」、右上が「属性」です。カードの下とカードの横には「カード効果」が表示されています。

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カードの点数はこのようにカード枚数によって変化するものもあります。そのようなカードの場合は、点数のところに「*」のマークがついています。

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また他のカードとの組み合わることで点数が決まるカードもあります。

カードの下にあるアイコンは、右側のカード効果の文章をアイコン化したものです。

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最初は「1: ドラフト」です。

ゲームを始めると、まず1回目のドラフトが始まります。

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最初にカードが「5枚」配られます。このカードはまだ自分のカードではありません。このゲームでは最初にドラフトをしてカードを1枚ずつ選び、自分の手札を決めてからスタートします。

最初はこの5枚のうちから「いたずらなフェアリー」を選んでみましょう。カードを上の自分の手札の場所までドラッグします。カードの詳細から「GET」をタップ、またはカード自体をダブルタップしてもOKです。

これでカードを1枚選ぶことが出来ました。

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カードは最初、それぞれのプレイヤーが5枚ずつ持っています。自分がカードを1枚選んでいるとき、他のプレイヤーも同じように5枚のカードから1枚を選びます。

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そしてカードを選んだら、残りのカードは隣のプレイヤーにすべて渡します。

カードを渡し終わったら続けて2回目のドラフトになります。

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カードが「プレイヤー2」から渡されてきました。「5枚」のカードから「1枚」を選んだあとなので、回ってきたカードは「4枚」になっています。もちろん渡されたこの「4枚のカード」は先ほど手元にあったカードとは全く別のものです。

ここからまた好きなカードを1枚選んで自分の手札とし、残りの3枚を隣のプレイヤーに渡します。

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つまりこういうことなのです。

最初はすべてのプレイヤーが「5枚ずつのカード」を持っています。持っているカードはすべて違っています。

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1回目のドラフトで、それぞれのプレイヤーが持っている5枚のカードの中から好きなカードを「1枚だけ」選んで取ります。

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そして選んだカード1枚は自分のものとし、「選ばなかった4枚のカード」の全てを隣のプレイヤーに渡します。そのため渡されたカードは隣のプレイヤーが選ばなかった4枚のカードとなります。

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2回目のドラフトでは、今度は「渡された4枚」の中から好きなものを「1枚だけ」選んで取ります。手札は2枚、残りのカードは3枚となります。

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そして「選ばなかった3枚のカード」の全てを隣のプレイヤーに渡します。

このようにして「カードを1枚選んでは残りを隣のプレイヤー渡し」、そして「渡されたカードの中からまたカードを1枚選ぶ」を繰り返していきます。

5枚のカードですから、5回のドラフトを繰り返せば手元に選んだカードが5枚残ります。

それが自分の手札となります。

このようにカードを1枚ずつ選んで手札としていくやりかたを「ドラフト方式」といいます。

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ドラフト5回目です。最後のドラフトですから、渡されたカードは最後の1枚になります。それまでの4回のドラフトで4枚のカードを選んでいます。

手元に来た最後のカードを選ぶとカードの「ドラフト」が終わります。

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ドラフトが終わって手札が決まったら、続けて「2: カードプレイ」に入ります。

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カードプレイでは、手札の5枚のカードからカードを1枚プレイします。

使いたいカードを1枚、右側の赤い場へドラッグします。このとき他のプレイヤーも同じように手札からカードを1枚出します。

今回は「いたずらなフェアリー」を出してみます。

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全員がカードを1枚ずつプレイしたら、そのプレイしたカードを同時に表にします。

何かカードのアクション効果があるものをプレイした場合はここで処理されます。今回は何もありませんから次のカードプレイに入ります。

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続けて「空を舞うドラゴン」をプレイしてみましょう。手札からカードを赤い場までドラッグします。

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カードをプレイすると、そのカードの点数が入ります。「空を舞うドラゴン」は「3点」ですから、場に出すと3点が追加されます。

プレイヤーの右上に表示されている「pt」が得点です。「1点→4点」と3点追加されています。

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続けて3枚目のカードプレイしてみましょう。

実はこれが最後のプレイカードです。手札のカードは5枚あるのですが、そのうちの3枚しかプレイできません。残りの2枚は捨てることになります。

ここでプレイヤー2に「デーモン」のカードを使われてしまいました。

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この「デーモン」は「すべてのプレイヤーは表向きになっている自分の属性竜の谷のカードを1枚選んで裏向きにする」という効果があります。

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このようなアクションがあった場合、そのアクションを即座に実行します。

デーモンは「すべてのプレイヤー」が対象ですから属性「竜の谷(緑色のカード)」がある場合、そのカードを裏向きする必要があります。

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緑色の「空を舞うドラゴン」を持っていますから、これを裏向きにしてみます。

得点を見てください。「5点→2点」と点数が下がっていますね。

実はカードの得点は「表向きになっているものだけが有効」となるため、カードを裏向きにされてしまうとそのカードの点数はゼロになってしまうのです。

「空を舞うドラゴン」は「3点」なので裏向きにされて「3点」減ってしまいました。

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「1: ドラフト」でカードを「1枚ずつ」選び、5枚の手札とします。

「2: カードプレイ」では、その5枚のうち「3枚だけ」を場に出してプレイします。

そして表になっているものだけが得点となります。

これを繰り返します。

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2回目のドラフトです。また新たに5枚のカードが配られました。

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カードの得点はカードによってそれぞれ違います。中にはこのように高得点のものもあります。

この「妖精の輪」はカードは高得点ですが、出したときに属性「妖精の森(赤い色のカード)」を1枚裏にする必要があります。アイコンに「CLOSE YOU」「妖精の森1」と書いてありますね。

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ドラフト2ターン目です。「いたずらなフェアリー」が回ってきたので、これを取ってみましょう。「いたずらなフェアリー」はたくさん出せばそれだけ高得点になります。

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ドラフトで5枚のカードを選びました。プレイで使うのはこのうちの「3枚だけ」です。

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カードを右の場にドラッグすると、そのカードを使うとどのくらい点数が上がるか確認できます。この場合だと「いたずらなフェアリー」をプレイすると「2点→5点」になるということです。

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点数は、場に出す12枚カード全部の合計です。すでに出してあるカードも点数と効果の対象になります。

いま「たずらなフェアリー」は場に2枚出しているので「いたずらなフェアリー」の得点は「2点」です。「いたずらなフェアリー」は場に2枚出ているので、合計「4点」ということになります。

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次はこの「妖精の輪」を出してみましょう。得点は6点と高めですが、カードを出したときに属性「妖精の森(赤い色のカード)」を1枚裏にする必要があります。

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カードは1枚ずつ全員が出し、そのつど一斉に表にして効果を処理します。

「妖精の輪」は「CLOSE」の効果があるので、ここで次のカードをプレイする前に「CLOSE」の効果を適用します。

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属性「妖精の森(赤い色のカード)」のカードを1枚選んで裏向きにします。

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属性「妖精の森(赤いカード)」であればどれでもいいので、裏返しにしたいカードを1枚選びます。今回はこの「森の精霊」を裏向きにしてみます。

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「森の精霊(1点)」を裏返したので、得点が「11点→10点」に減りました。

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3枚目のプレイ、また同じ「妖精の輪(6点)」を出します。妖精の輪の効果は「CLOSE」です。

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今度は「いたずらなフェアリー」を裏向きにしてみます。そうすると「妖精の輪(6点)」が2枚、「いたずらなフェアリー」は1枚で1点になるので、合計「13点」になります。

このようにプレイしたカードの効果によって、その時々の自分の点数が増えたり減ったりしていきます。

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ドラフト3回目です。

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先ほどの「妖精の輪」のように高得点のカードは他の属性にもあります。こちらは「神聖帝国(黄色いカード)」のカードです。

カードの上に「4/100」と書いてありますが、これは100枚中4枚あるということを示しています。数が多ければそれだけ出てくる可能性も高くなります。

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カードを1枚取ったので、相手から4枚のカードが回ってきました。

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回ってきたカードの中に「ヴァンパイア」というカードがあります。ヴァンパイアの効果は「すべてのプレイヤーは妖精の森(赤いカード)を1枚裏向きにする」というものです。

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自分のプレイしたカードを見ると、赤い妖精の森のカードが多いですね。つまりこのヴァンパイアを他プレイヤーに使われてしまうと、自分の点数が減ってしまうかもしれません。

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そこでこの「ヴァンパイア」を相手に渡さないように取ってしまいます。カードは5枚中3枚しか使いませんから、使わずに捨ててしまえばいいのです。使わなかったカードはそのゲームから破棄されます。

ただしこうすれば自分の欲しいカードを取る権利を捨てることにもなります。

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画面の相手プレイヤーのところをタップすれば、他プレイヤーが何をプレイしているか確認することが出来ます。

相手が欲しそうなカード。得点が伸びそうなカードは、あらかじめ渡すカードの中から取り除いて捨ててしまえば相手の得点を抑えることも出来ます。

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今回は「神聖帝国(黄色いカード)」の「城」をプレイしてみました。「城」はプレイしたときに属性「神聖帝国」のカードを裏向きにしなければいけないので、今置いた「城」をそのまま裏向きにします。

現在の総得点は22点です。

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4回目、最後のドラフトです。今回は得点を伸ばすようなカードを集めてみました。

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まずは「ドワーフの戦士」です。これは「宙を舞うドラゴン」の枚数でカードの得点が決まります。

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まだ「宙を舞うドラゴン」は場に表になっていませんから、点数は「16点→16点」のままです。

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次に使うカードは「白銀のドラゴン」です。これは属性「竜の谷(緑色のカード)」のカードを1枚表向きにすることが出来ます。アイコンに「OPEN YOU」と書いてありますね。

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「OPEN」は属性「竜の谷」のカードを表に出来ます。そして効果の「CLOSE」より前に処理されます。

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ですから例えば、最初に出ていた「デーモン」のようなカードが同時にプレイされた場合、「CLOSE」は「OPEN」の後に処理されるので、表にしたカードはまた裏向きにしなければいけなくなります。

このあたりは駆け引きになりますね。

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「白銀のドラゴン」は属性「竜の谷(緑色のカード)」を表に出来るので、1番最初にプレイした「空を舞うドラゴン」を表向きにします。

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これで「空を舞うドラゴン」が表向きになり、「ドワーフの戦士」とのコンボが成立しました。

「ドワーフの戦士」の得点は「空を舞うドラゴン」の枚数x3なので「3点」、「空を舞うドラゴン」自身が「3点」、「白銀のドラゴン」自身の得点が「1点」なので、合計「7点」がプラスされ、「16点→23点」になりました。

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このように他のカードとのコンボで高得点が作り出せます。もっとカードを重ねれればさらに高くなります。

もちろん相手に対象のカードを裏向きにされてしまえば、それだけ得点は下がります。

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最後の1枚はこの「杖を持つ賢者」です。これも「白銀のドラゴン」と同じように場のカードを表にするカードです。

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表にするのは先ほど置いた「神聖帝国(黄色いカード)」の「城」です。表にするだけで「6点」が獲得できます。

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「城」の「6点」が追加され、「杖を持つ賢者」自身の「1点」と合わせて、合計得点は「23点→30点」になりました。

これで「3枚のプレイx4回」で場に12枚のカードを置きました。場のカードが埋まるとそこでゲーム終了です。

そこまでで獲得した得点の高いプレイヤーが勝ちとなります。

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モードはAI対戦の1人用、パス&プレイで複数対戦、GameCenterを利用したオンライン対戦が可能です。

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有料アドオンの「EXPERT RULES」「EXPERT RULES 2」を購入すると、上級のカードを追加したセットで遊ぶことが出来ます。新しい効果の「HUNT」などが使えるのでさらに高度な駆け引きができます。

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「EXPERT RULES 2」では、今回新たに追加されたカードも入れて楽しめるようになっています。

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カードを1枚ずつ選んで場に出してプレイし、相手よりも高得点を目指しましょう!

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1枚ずつ選んだ自分の手札で得点を競うカードゲームです。最初に全員に5枚ずつカードが配られ、好きなものを1枚ずつ抜き取って、残ったカードを隣プレイヤーに渡します。渡されたカードの中から、好きなものをまた1枚ずつ抜き取り渡します。これを繰り返し自分の手札を決めます。手札が決まったらその中の3枚のカードをプレイします。「手札を決めてからカードプレイ」を4ラウンド繰り返し、12枚のカードをプレイし終わったときに最も多くの得点を獲得していたプレイヤーの勝ちとなります。

 

まとめ

 

目的

・12枚のカードをプレイし高得点を獲得する。

 

自分の番では

・カードを3枚プレイする。

 

補足として

「ドラフト」

・カードをプレイする前にドラフトで手札を決める。

・全員、5枚のカードから1枚を取り、残りを隣のプレイヤーに全部渡す。

・渡されたカードからまた1枚を取り、残りを隣のプレイヤーに全部渡す。

・5回繰り返し手札を5枚揃える。

 

「カードプレイ」

・5枚の手札からカードを1枚ずつプレイする。

・全員が1枚ずつプレイしたら同時に表に向ける。

・プレイしたカードに特殊効果がある場合は、「ハント→オープン→クローズ→ドロー」の順で処理をする。

・カードは5枚の手札から3枚をプレイする。

・残りの2枚は使用しない。

 

「点数」

・表向きになっている自分のカードのみが点数対象となる。

・裏向きになっている自分のカードは点数対象にはならない。

 

カードをプレイして得点を伸ばすというカードゲームですね。カードに描かれているアイコンが多いのでややこしそうに見えますが、ゲーム自体はとても簡単なもので、「5枚の手札から3枚だけ出し、表になっているカードの点数だけが得点となる」、単純にこれだけです。

カードをひっくり返して裏向きになれば得点は減るし、また表向きにすれば得点が増えます。カード効果によって相手のプレイしたカードへ干渉ができますから、そこで得点の削り合いをしていきます。

得点パターンには、同じ種類のカードをたくさん揃えれば得点が大幅に伸びるもの、特定のカードの組み合わせで得点が伸びるもの、カードそのものの得点が高いものと、いくつかの種類かあります。また属性(色)ごとにそれらの得点パターンがあるので、得点はいろんなカードから得ることが出来ます。

 

このゲームの最も大きな特徴は、ただ配られたカードをプレイするのではなく、まず手札となるカードを「自分で選ぶ」というところです。

これを「ドラフト方式」といいます。

 

20年ほど前ですが、「マジック:ザ・ギャザリング」というトレーディングカードゲームが流行りました。トレーディングカードゲームというのは、自分のカードのセットを作ってそれを使って相手と対戦するのですが、そのカードのセットを作るためにはまずお店に行って売っているカードを買い揃えます。

よくレジの横とかに300円くらいの小さい袋が並んでいますよね。ああいうのを買って少しずつ色んなカードを集めていくんです。

カードは袋に入っているので中に何が入っているかはわかりません。しかし、カードには強さ弱さが決まっているので、当然強いカードをたくさん持っている(たくさんカードを買い集めた=お金を使った)プレイヤーがやはり勝つ確率が高くなります。

 

そこで考え出されたのが「ドラフト」というやり方です。

カードが入っているその小さな袋をいくつか買ってきて、ゲームを始める前に封を切り、1枚ずつプレイヤーが取ってその場で自分のカードのセットを作ってゲームの勝負をします。この方法ならお金をたくさん使ったプレイヤーが勝つわけではないので、ある意味公平なゲームが出来るというわけです。

「ドラフト」というのはトレーディングカードゲームの、いわば「遊び方」の1つとしてあったものです。

 

この「妖精奇譚」はその「遊び方」を実際のゲーム内に取り入れたんですね。

その後、その「ドラフト」の部分にゲーム性を持たせたような「デッキ構築カードゲーム/ドミニオン」が出てきてみんなひっくり返ったわけですが、つくづく不思議なことを思いつく人がいるものですね。

 

ドラフト方式のゲームでは、いくつかのカードの中から1枚を選び残りを他プレイヤーに渡すので、ある程度相手が何を持っているのかわかります。

そうすると、「自分が欲しいカード」「相手に渡したくないカード」で選ぶ必要があるのです。

「自分が欲しいカードを取れば、相手に有利なカードが渡ってしまう」、「相手に渡したくないカードを取ればこんどは自分の欲しいカードが取れなってしまう」。相手に渡るカードも、相手がプレイしたカードも見えるので、相手の妨害をするためにカードを取るか、自分の点を伸ばすためにカードを取るかで非常に悩みます。

しかも「相手の妨害をしたことが、相手にはあまり伝わらない」というのがまたこれが厳しい。ただただ自分だけで悶々としていきます。

 

相手のプレイカードから狙っている役を推測したり、相手の欲しいカードを止めてみたり。

この辺は非常にシンプルな麻雀のような感じで、場の流れも考えどころも悩みどころも、初めての方でもとっつきやすい面白いゲームだと思います。

 

グラフィックは実際のカードゲームと同じです。カード枚数の部分は少し位置が変えてあります。

このゲームで1番大変なのは得点計算なのですが、そこはすべてリアルタイムで計算してくれるし、カードをドラッグすれば「4点→10点」という風に、そのカードをプレイしたときの点が一目瞭然でとてもわかりやすくなっています。

カードの効果処理も演出がついていていいですね。カードを裏返すときも得点変化が表示されます。

ゲーム内の手順もわかりやすく表示されていて、カードが誰からくるかとか、オープンクローズの処理の順番、ドラフトの状態など細かな配慮がされています。この部分はとてもいいですね。

 

モードはAI対戦の1人用、キャンペーンモード、パス&プレイの複数対戦、それからGameCenterを利用したオンライン対戦があります。

 

実際のゲームには上級ルールがあって追加のカードを使うのですが、それらのカードは有料アドオンで購入できます。このアプリではさらに新しいカードも追加されているので、より深い駆け引きの対戦ができるようになっています。

 

難点。カードの拡大表示がPlaydekの「Ascension: Chronicle of the Godslayer」などととよく似ています。ただこちらは「詳細表示→が長押し、ダブルタップ→決定」で、Playdekのほうは「ダブルタップ→詳細表示」なので、詳細を表示しようとしたら決定してしまったということが頻繁に起きます。

このあたりは統一するようなものでもないのであれですが、Playdekのゲームに慣れている人はやりづらいでしょうね。

名前は日本語で入力できるのですが、ゲームが終わったりするとまた入力しなくてはいけません。面倒くさいです。そしてBGMが異常にうるさいです。

 

実はレビューを書いている間にこのアプリはAppStoreから消えてしまいました。有料アドオン購入のところで不具合があったのか追加カードは購入できませんでした(値段は結構高かったです)。そのあたりの修正ではないかと思いますので、早く復活してほしいですね。

実際のカードゲームも通販で買えるので気になった方は遊んでみてください。

 

1枚ずつ選んだ自分の手札で得点を競うカードゲームです。

 

 

     

    Fairy-Tale100

    ボードゲーム / カードゲーム / 対戦思考ゲーム / ストラテジー / オンラインゲーム
    価格 / ¥無料
    カテゴリ / ゲーム
    バージョン / 1.0.1
    開発 / YUHODO

    OS 6.0 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5 用に最適化済み

     

    妖精奇譚-Fairy Tale
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2 Responses to “妖精奇譚-Fairy Tale”

  1. Hammer より:

    早速プレイしてみましたが、プレイ感覚がAscensionに近いですね。
    ルールもシンプルで理解しやすい上に日本語なので知り合いに紹介しやすいのもGood!!
    ですが、肝心なオンライン対戦でマッチングがまだ1回も出来てない・・・
    バグ?それとも人が居ないだけ?
    あと、ハードを手渡しでプレイしてみたのですが、スピード感が失われ良さを消します。
    またAndroid版は現在オンライン対戦の項目すら無いもようです。

  2. puzzlelove より:

    >Hammer さま
    こんばんは!
    オンラインのマッチングは人がいないんでしょうね。せめてBluetoothやWifiのローカル対戦が出来ればまだ楽しめたのですが。
    デベロッパのほうは色々なゲームを精力的にやるということらしいので、少しずつ環境が良くなっていくことを期待しましょう。

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