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Pandemic The Board Game01

 

■ Pandemic: The Board Game
広がり続けるウィルスと戦い世界を救うボードゲーム。4つのワクチンを完成させるとクリア。

 

広がり続けるウィルスを戦い世界を救うボードゲームです。プレイヤーはチームとなり、世界各地で爆発的に増え始めるウィルスを除去していきます。1つの都市でウィルスの数が上限を超えてしまうとアウトブレイクを起こし、ウィルスが周囲の都市に拡散されてしまいます。そうなる前にプレイヤーは世界中を飛び回ってワクチンの完成を目指します。世界が崩壊してしまう前に4種類のワクチンを完成させることが出来ればクリアです。

「Pandemic/パンデミック」というウィルスをテーマにした協力型の傑作ボードゲームがあります。難易度は高いのですが、とても中毒性のある素晴らしいゲームです。

 

そんな「Pandemic/パンデミック」の iPad 版です。

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これは世界中に蔓延し始めた4つのウィルスの感染拡大を防ぎながら人類の救っていくという「協力型」のボードゲームです。

 

1人で遊ぶゲームにはアクションゲームとか、ロールプレイングゲーム、パズルなどがありますね。2人で対決するゲームとしては将棋とか格闘ゲームとかがそんな感じです。

多人数で遊ぶものとしてはシミュレーションゲームやスコアを競うものなどがあります。ここでは一緒にプレイする相手に嫌がらせをしたりすることもあります。

どんな形であれ、基本的にゲームは1人でプレイするものが多いです。

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「協力型ゲーム」というのはちょっと違って、プレイヤー全員が力を合わせて1つの目的に対して進みます。「1人が脱落したら連帯責任で全員失敗する」というのではなく、「全員が協力しないと前に進めない」のです。

まあ、わかりやすい言い方だと「チームプレイ」でしょうか。協力型ゲームというのは団体競技みたいな感じだと思ってくれればいいです。

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ゲームの最初に感染カードが公開されます。感染カードにはそれぞれ都市の名前が書かれていて、その都市にウィルスがバラまかれます。

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最初の3つの都市にはウィルスが3個ずつ置かれます。

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次の3つの都市にはウィルスが2個ずつ置かれます。

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次の3つの都市にはウィルスは1個ずつ置かれます。すべてのウィルスが置かれたらゲームスタートです。

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これがマップです。マップ上に世界中の都市が表示されています。

都市の周りをまわっている丸いアイコンが「ウィルス」になります。ここでは東京に3個、大阪には1個のウィルスがあることを示しています。

都市のマークはウィルスの種類を示しています。ウィルスのマークは地域によって色が決まっているのでゲーム中に変化するということはありません。

ウィルスの種類は「赤」「青」「黒」「黄」と4種類あります。

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ゲーム中のプレイはシンプルです。

 

自分の番が来たら

 

1: アクションを4回プレイする

2: カードを2枚補充する

3: 感染カードを2枚引く

 

を、1から順番にプレイします。2の「カードの補充」、3の「カードを引く」は勝手に処理してくれますから、やることは1の「アクションを4回プレイする」だけになります。

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自分の番でプレイできるアクションは次の8つです。

 

1: 車か船で移動 (Drive/Ferry)

2: 直行便 (Direct Flight)

3: チャーター便 (Charter Flight)

4: シャトル便 (Shuttle Flight)

5: ウィルス除去 (Treat Disease)

6: ワクチン開発 (Discover a Cure)

7: 研究所の建設 (Build a Research Station)

8: 情報の共有 (Share Knowledge)

 

左側の「1-2-3-4」は移動の方法で、「6」のワクチンと「7」の研究所は頻繁には行いませんから、プレイする主なアクションは「移動」と「ウィルス除去」と「情報の共有」、この3つになります。

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都市の上に置いてあるのはプレイヤーのコマです。ゲームでの全員のスタート地点は必ず「アトランタ」になります。

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まずは「アクションを4回プレイする」です。

自分の番になると、画面の下にプレイできるアクションのアイコンが表示されます。これをタップして選択するとそのアクションをプレイできます。

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アクションの「1: 車か船で移動 (Drive/Ferry)」です。

ここでは自分のコマを、その都市に隣接している都市に移動させることが出来ます。

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その都市に隣接している都市は、線で繋がれている都市です。線で繋がれていない都市には直接移動することは出来ません。

移動できる都市は点線で表示されます。その都市をダブルタップしても移動することは出来ます。

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右の「ワシントン」に移動してみました。

自分のアバターの下に水色の点がついています。これが自分の番でプレイできるアクションの残り数です。1回の順番でプレイできるアクションは4回までです。

いまはワシントンに移動しましたから「 車か船で移動」アクションをプレイしたことになり、点が1つ減っています。

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アクションの「2: 直行便 (Direct Flight)」です。

ゲームを始める前に各プレイヤーにはカードが「2枚」配られます。このカードには都市の名前が書かれています。手持ちのカードは下に表示されています。

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このカードを使うとその都市に直接移動することが出来ます。

上海のカードがありますね。これを使ってみましょう。

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カードをタップするとその都市がフォーカスされます。

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移動できる都市をタップすると、下に「Direct Flight」というマークが出ますからこれを選択します。

そうすると選択した都市まで一気に移動することが出来ます。

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このような移動で使ったカードは捨てることになります。また当然ですがこれもアクションのうちの1つですから、アクション数は1減ります。

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ここでちょっと危ない東京に向かってみましょう。上海と東京は線で繋がっていますから、通常の移動方法で移動することが出来ます。これで3アクション目になります。

自分の番で行うアクションは、同じものを何回プレイしても構いません。

例えば、できるのであれば「直行便-直行便-直行便-直行便」というプレイでも構いませんし、「直行便-直行便」と2回でやめてしまっても構いません。やめる場合は右の「PASS」を選択します。

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アクションの「5: ウィルス除去 (Treat Disease)」です。

各都市にウィルスが置いてある場合があります。その都市に行き、下にある「Treat」のアイコンをタップすると、都市にあるウィルスを「1個」取り除くことが出来ます。

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東京のウィルスが1個減りましたね。1アクションで取り除くことが出来るウィルスは1個だけです。3アクションを使えば3個取り除くことも可能です。

これで自分の番での4回のアクションが終わりました。

アクションは好きなものを好きな順番で、好きな回数プレイすることが出来ます。同じものを複数回プレイすることも可能です。

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アクションプレイが終わると「2: カードを2枚補充する」になります。

ここでは手札のカードを2枚補充します。手札のカードの山は左上になります。

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次は「3: 感染カードを2枚引く」です。

ここでは感染カードを2枚引きます。感染カードは右上の山になります。

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引いたカードは「マイアミ」と「ヨハネスブルグ」です。感染カードはこのように横向きになっています。

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感染カードを引くとその都市に「ウィルスが1個」追加されます。

2枚の感染カードを引きますから、2つの都市に1個ずつウィルスが追加されることになります。

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「1: アクションを4回プレイする」「2: カードを2枚補充する」「3: 感染カードを2枚引く」が終わると、自分の順番が終わります。

そうしたら次のプレイヤーに番になり、同じプレイを繰り返していきます。

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アクションの「3: チャーター便 (Charter Flight)」です。

チャーター便を使うときは、先ほどの直行便とは違い、自分が今いる都市のカードを持っていなければいけません。ここは「マドリッド」ですから、マドリッドのカードが必要です。

いまいる場所の都市カードを使うと、そこから世界中のどの都市にでも直接移動することが出来ます。

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ボゴタがちょっと危なそうですね。タップしてみます。

移動したい都市をタップすると下に「Charter Flight」が出るのでこれを選択します。

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移動できました。

自分が今いる都市のカードを使えば、世界中のどの都市にでも移動することが出来ます。

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自分の番が終わり、感染カードを引きます。引いたカードは「アトランタ」と「ロンドン」でした。この2つの都市にウィルスが1個ずつ追加されます。

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3人目のプレイヤーです。

アクションの「7: 研究所の建設 (Build a Research Station)」です。

下のアイコンの「Build」をタップすると、その都市に研究所を作ることが出来ます。ただし研究所を作るときにも、今いる都市の都市カードが必要になります。

ここは東京ですから東京の都市カードが必要です。

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研究所が出来ると、その都市にこのような白いアイコンが表示されます。研究所はスタート地点である「アトランタ」にもあります。

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アクションの「4: シャトル便 (Shuttle Flight)」です。

シャトル便では、研究所から研究所に移動することが出来ます。ここではアトランタと東京に研究所がありますから、この間は自由に行き来できることになります。

このシャトル便を使うときは都市カードは必要ありません。

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自分のプレイが終わったら都市カードを2枚引きます。

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出ました!「エピデミックカード」です。

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カードの補充をしたときに「エピデミックカード」が出ると、「エピデミック」が発生したことになります。

 

エピデミックは

 

1: 感染率の上昇

2: 感染カードの山札の1番下の都市に感染

3: 感染カードの捨て札をシャッフルして、感染カードの山札の上に乗せる

 

の3つが上から順番に処理されます。

 

エピデミックに関しては勝手に処理してくれるのでやることは無いのですが、この「3」の「上に」というのはとても重要なところなので覚えておいてください。

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まずは「1: 感染率の上昇」です。画面の上の部分をタップすると感染率(Infection Rate)を見ることが出来ます。

エピデミックが起きるたびにこのレートが上がっていきます。

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次は「2: 感染カードの山札の1番下の都市に感染」です。

右上の感染カードの山札の「1番下」からカードが1枚引かれ、出たその都市にウィルスが「3個」追加されます。ここでは「上海」が出ました。上海にはウィルスはありませんでしたが、一気に3個追加されてしまいました。

「エピデミック」では、関係ない都市に突然ウィルスが大流行するんですね。ここで引いた感染カードは感染カードの捨て札に行きます。

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そして「3: 感染カードの捨て札をシャッフルして、感染カードの山札の上に乗せる」です。

右上の感染カードの捨て札にあった全ての感染カードが山札の上に乗ります。

エピデミックカードを引いた場合は、世界中の全く関係ないところに突然にウィルスが大流行します。

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次のプレイヤーの番になりました。

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いきなり上海にエピデミックが起きてしまったので、上海のウィルスを除去しに行ってみます。

先ほど「東京-アトランタ」間をシャトル便で繋ぎましたから、東京にはカードが無くても行くことが出来ます。

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次に上海に移動して下のアイコンの「Treat」をタップし、上海にあるウィルスを1個取り除きます。

これで少しは安心でしょう。

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そして次のプレイヤーの番です。プレイするアクションも終わり、最後に感染カードを2枚引きます。

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出たカードは「マイアミ」と「上海」です。

思い出してください。「マイアミ」と「上海」は感染カードとしてさっき出てきましたね。

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先ほど「エピデミック」のところで「山札の上に、が重要」と書いたのはこういうことなのです。

感染カードは各プレイヤーの最後に2枚ずつめくられ、そしてその都市にウィルスが追加されます。「エピデミック」が起きると、それまでめくった使った感染カードがシャッフルされてそのまま感染カードの「山札の上」に戻されるわけです。

ということは、次の番からめくる感染カードは「今までに使った感染カード」がまた出てくるんです。

つまり「1度感染した都市は繰り返し何回もウィルスに感染する」のです。ウィルスというのは恐ろしいですね。

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さて、アクションの続きです。

アクションのなかに「8: 情報の共有 (Share Knowledge)」があります。手札として持っているカードは、他のプレイヤーに渡すことが出来ます。

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ただし都市カードを渡すには条件があります。

都市カードを渡すには2人以上のプレイヤーが同じ都市にいる必要があります。そして手渡しできるのはその都市のカードのみです。

ここは台北ですから台北のカードしか手渡しすることが出来ません。もしこの2人のプレイヤーが大阪にいた場合は、この台北のカードは渡せないのです。

カードを相手に渡す場合は、アクションの「Share」を選択し、それからカードを選んで下の「Give」をタップします。

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右側のタブをタップすると、他のプレイヤーがどんなカードを持っているのか確認することが出来ます。台北のカードを渡したので、カードが移動していますね。

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情報の共有では、カードを相手に上げることも、相手から貰うことも可能です。同じ都市にいてその都市のカードであればカードは移動できます。

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さて、各プレイヤーはそれぞれ「役職」を持っています。

役職には

・Researcher(研究員)

・Medic(衛生兵)

・Dispatcher(通信指令員)

・Oparation Expert(作戦エキスパート)

・Scientist(科学者)

・Quarantine Specialist(検疫官)

・Contingency Planner(危機管理官)

があります。

これらはゲームが始まる前にランダムで選択されますが、自分がやりたい役職を選択してプレイすることもできます。

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それぞれの役職は、特殊な能力を持っています。

まずは「研究員」です。研究員は、同じ都市にいるプレイヤーに好きな都市のカードを手渡しすることが出来ます。アイコンの「Share」に「any」というマークがついていますね。

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例えばこのように台北にいたとしても、白いプレイヤーに大阪のカードを手渡しすることが出来るのです。

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ただし相手からカードを受け取るときは、今いる都市のカードしか受け取ることは出来ません。「研究員」が好きな都市を選べるのは、カードを渡すときのみです。

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「衛生兵」です。衛生兵は「ウィルスの除去」をするとき、その都市にあるウィルスを1度にすべて取り除くことが出来ます。

通常は1個だけなのに衛生兵は全部取ることが出来ます。衛生兵はこのゲームにおいてヒーローですね。とても有効な役職です。

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「通信指令員」です。通信指令員は自分のアクションで他のプレイヤーを動かすことが出来ます。また自分の都市カードを使って他のプレイヤーを動かすことも可能です。

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これから東京にいる白の「科学者」のプレイヤーに、手持ちの「バンコクのカード」を渡そうと思います。

まず、自分が香港からバンコクへ移動します。ここで1アクションかかります。

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次にバンコクで自分の都市カード「バンコク」を「研究員」のプレイヤーに渡します。

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「研究員」はどのカードでも他プレイヤーに渡すことが出来ますが、受け取るときはそこの都市カードしか渡せません。

この「バンコク」カードを渡すためには、バンコクにいる必要があります。ですから移動してきたのです。

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バンコクのカードが「研究員」に渡りました。

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次に「通信指令員」の能力で、いまカードを渡した「研究員」を移動させます。移動させたいプレイヤーのアイコンをタップします。

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「通信指令員」が他プレイヤーを移動できる場所は、「そのプレイヤーが車か船で移動出来る都市」、「通信指令員が持っているカードの都市」、それからもう1つ、「他プレイヤーがいる都市」です。

ここでは東京に白の「科学者」のプレイヤーがいますから、「研究員」を東京に移動させることが出来ます。

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「研究員」のプレイヤーは次の自分の番で、「通信指令員」から受け取ったバンコクのカードを白のプレイヤー「科学者」に渡します。

「研究員」は好きな都市のカードをどこででも相手に渡せますから、東京でバンコクのカードを渡すことが出来ます。

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これで白の「科学者」にバンコクのカードが渡りました。

今回の場合、白の「科学者」を「通信指令員」の能力で自分のいる都市バンコクに連れてくればそこで「バンコクのカード」は渡せたのですが、白の「科学者」が東京にいることが重要だったので「研究員」に手伝ってもらいました。

1番最初に書いた「全員で協力をして前に進めていくゲーム」というのはこういう部分です。

自分1人では大変なことでも、みんなで協力すれば何とかできたりします。

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カードを引きます。またエピデミックが発生しました。

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そしてめくられた感染カードは。また上海です。

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各都市に置けるウィルスの数の上限は「3個」です。

もしこのように「3個」のウィルスが置いてある都市に4個目のウィルスが置かれた場合、「アウトブレイク」が発生します。

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「アウトブレイク」が発生すると、その都市に繋がっている都市全てにウィルスが1個ずつ追加されてしまいます。ウィルスが大量感染を起こすんですね。

アウトブレイクが起きると一気にウィルスが拡散してしまうので、なんとか3個の状態にある都市は早めにウィルス除去をしなくてはいけません。

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実は本当の恐怖はここからです。

アウトブレイクが起きた場合、周囲にウィルスが1個ずつ追加されます。

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もしそのアウトブレイクで追加されたウィルスで、その先の都市がウィルス3個以上になってしまうと・・・。

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なんと「アウトブレイク」が連鎖を起こしてしまうのです。もし、この状態でさらに「大阪」の感染カードが出てしまったら・・・と考えただけでも恐ろしいですね。

アウトブレイクの連鎖、これが最も恐ろしい「パンデミック」というわけです。

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エピデミックが出たとき、感染率は上昇し途中から数字が「2→3→4」と変わっていきます。

この感染率の数字が上がると、プレイヤーの最後に行う「3: 感染カードを2枚引く」が「3: 感染カードを3枚引く」に変わります。

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「アウトブレイク」が発生すると、上のアウトブレイクのゲージが1個ずつ増えていきます。

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そのアウトブレイクが「8回」起きた場合、即ゲームオーバーです。世界は崩壊します。

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崩壊を防ぐには各ウィルスのワクチンを作る必要があります。

それがアクションの「6: ワクチン開発 (Discover a Cure)」です。

ウィルスは4種類(4色)あり、都市カードにはその4色の色がついています。同じ色のカードを5枚持って研究所に行き、下の「Cure」をタップするとその色のウィルスのワクチンを開発することが出来ます。

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ワクチンが完成すると上のウィルスのところに、ビンのマークがつきます。これがワクチン完成のマークです。

ウィルスの横にある数字はそのウィルスの残り数です。マップ上に感染が起きるたびウィルスの数は減っていき、ウィルスの数字がゼロになった場合、それでも即ゲームオーバーとなります。

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ワクチンが完成すると、対応するウィルスに関しては1回のウィルス除去でその都市からすべて取り除くことが出来るようになります。衛生兵においては、移動しただけでウィルスの除去が出来ます。

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そしてゲームオーバーになってしまう前に、4種類のウィルス全てのワクチンを完成させることが出来たら勝ちとなります。

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この「パンデミック」は、新しいバージョンのボードゲーム版と同様に役職が2つ追加されています。

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「検疫官」です。

検疫官は、検疫官ががいる都市と、そこに繋がっている都市に新たなウィルスが置かれることを防ぎます。いるだけでアウトブレイクを防ぐことが出来ます。これも便利な能力です。

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ゲーム中、都市カードと一緒にこのような「イベントカード」を手に入れることがあります。

イベントカードは自分の番でも相手の番でも割り込んで使用できるカードです。

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例えばこの「One Quiet Night」というカードを使えば、1回だけ「感染カードを引く」の部分をスキップすることが出来ます。

これも都市カードと一緒で、使った場合は捨て札に捨てることになります。

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「危機管理官」は使用したイベントカードをカードの捨て札から拾って、もう1度だけ使用することが出来ます。ただし2回目に使用した場合はそのイベントカードはゲームから除外されます。

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能力を使うときは下の「Retrieve」をタップします。イベントカードをもう1度使えるので結構強力です。

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プレイ人数は1-4人です。役職をランダムにすることもできますし、自分で選択することもできます。難易度は「Introductory」「Standard」「Heroic」の3種類です。

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ゲームはiPadを縦持ちにしても横持ちにしてもどちらでも遊ぶことが出来ます。

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Pandemic The Board Game189 Pandemic The Board Game188

 

凄い速さで蔓延していくウィルスを除去し、みんなで力を合わせ世界を救っていきましょう!

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広がり続けるウィルスを戦い世界を救うボードゲームです。プレイヤーはチームとなり、世界各地で爆発的に増え始めるウィルスを除去していきます。1つの都市でウィルスの数が上限を超えてしまうとアウトブレイクを起こし、ウィルスが周囲の都市に拡散されてしまいます。そうなる前にプレイヤーは世界中を飛び回ってワクチンの完成を目指します。世界が崩壊してしまう前に4種類のワクチンを完成させることが出来ればクリアです。

 

まとめ

 

目的

・4種類のワクチンを完成させる。

 

自分の番では

 

・アクションを4回プレイする。

・カードを2枚補充する。

・感染カードを2枚引く。

 

を上から順番にプレイする。

 

自分の番でプレイできるアクション

「車か船で移動(Drive / Ferry)」

・隣接した都市に移動する。

・カードは必要ない。

 

「直行便(Direct Flight)」

・選んだ都市カードの場所に移動する。

・その都市カードは捨てる。

 

「チャーター便(Charter Flight)」

・自分がいる都市カードを使って、好きな都市に移動する。

・その都市カードは捨てる。

 

「シャトル便(Shuttle Flight)」

・研究所のある都市から研究所のある都市に移動する。

・カードは必要ない。

 

「ウィルス除去(Treat Disease)」

・自分がいる都市のウィルスを1個取り除く。

・カードは必要ない。

・ワクチンが開発されていた場合は、その都市の全てのウィルスを取り除くことが出来る。

 

「ワクチン開発(Discover a Cure)」

・同じ色の都市カード5枚でワクチンを作ることが出来る。

・ワクチンは研究所がある都市でしか作れない。

・ワクチンを作るときに使ったカードは捨てる。

 

「研究所の建設(Build a Research Station)」

・自分がいる都市カードを使って、その都市に研究所を作ることができる。

・その都市カードは捨てる。

 

「情報の共有(Share Knowledge)」

・同じ都市にいるプレイヤーにカードを渡す、またはカードを受け取ることが出来る。

・渡すまたは受け取るカードは、そこの都市カードのみ。

 

 

「エピデミック」

・エピデミックカードを引いたら、感染率を上昇させる。

・感染カードの山札の1番下のカードを引いてウィルスを3個置く。

・今までに使った感染カードをシャッフルして、感染カードの山札の1番上に戻す。

 

「アウトブレイク」

・都市に4個目のウィルスが置かれた場合、アウトブレイクが起きる。

・隣接する都市すべてにウィルスを1個追加する。

 

「アウトブレイクの連鎖」

・アウトブレイクで周辺の都市にウィルスを追加したとき、そこでアウトブレイクが起きるとさらにその都市の周辺にウィルスを1個ずつ追加する。

・1回の番で、同じ都市で2度のアウトブレイクは起きない。

 

「ウィルスの根絶」

・ワクチンを作ったあと、盤上から対象のウィルス全てを取り除くと、それ以後その色のウィルスは登場しなくなる。

 

「手札の枚数」

・手札は上限7枚。

・7枚を越えたら、超えた分のカードをすべて捨てる。

・その際にスペシャルイベントのカードを使用して減らすこともできる。

 

「ゲームの終了」

・アウトブレイクが8回起きる、都市カードが無くなる、ウィルスのコマが無くなると即座にゲーム終了。

 

以前、パンデミックフォロワーの「Operation: Eradicate」のレビューでも書いた、中止になったと言われていた公式パンデミックが配信されました。

パンデミックは「協力ゲーム」という少し変わったタイプのゲームで、協力ゲームとして出ているボードゲームの中では「最高」といっていいでしょう。非常に難しく、1番難易度の低いレベルでクリア率50%ぐらいじゃないかと思います。しかしとても面白いです。

 

このゲームで行うアクションは「移動」や「ウィルス除去」「カードの手渡し」、とても簡単なものばかりです。各地で次々と出現し続けるウィルスを、アクションを使ってどうやって封じ込めていくか?そこを考えていくゲームです。

ゲーム内容だけ聞けば、それは数の多いモグラ叩きみたいなもので、大変だろうしクリアできればきっと達成感もあるだろうと思われるでしょうが、パンデミックの面白さは実はそこではありません。

 

「自分たちに与えられた力を最大限に利用できる方法を見つけだす」

 

これです。なんというか「知恵を絞る」という言葉がピッタリ。そこが面白いところなのです。

 

パンデミックはルールの制限がとてもキツいです。その都市でしかカードは渡せないし、ワクチンを作るにはカードを同色5枚も集めなくてはいけません。さらに次々と襲ってくるウィルスはラウンドを進むごとに増加していきます。アウトブレイクの連鎖も起きます。普通にプレイしていてはクリアは出来ないのです。

ところが各役職のほんのちょっとだけ他より強い能力をうまく全員で利用できるようにしていくと、その普通にはクリアできない状況が、クリアできるかも?に変わっていくのです。

 

いつ、どこの都市に行くか、どのウィルスを取り除くか、どこの都市でカードを手渡すか、誰の能力を使うか、どこに研究所を作りルートを確保すればいいのか。ゲームではウィルスの除去だけではなく、その先のウィルスの発生まで想定しながら、いまある手札といまいる都市から、とることが出来るチームとしての最高の手はなにかをとことん議論します。

クリアするための道筋を見つけ出したときの盛り上がりはぞくぞくするほどです。

 

それはまるで本当のウィルスに対して対峙してるチームのように「自分の能力をそんなところに使うのか!」「ここを救いたいから、そこまで行ける方法をとにかく見つけよう」と真剣そのもの。

ただクリアが難しいから達成感があるというのではなく、チームとしてみんなで真剣に考え抜くその一体感がとても心地良いゲームなのです。

 

ルールもよくできています。シド・サクソンの「アクワイア」、ライナー・クニツィアの「チグリス・ユーフラテス」、マット・リーコックの「パンデミック」などはそのルールに感動しました。

アウトブレイクの連鎖より、「感染カードをシャッフルしたあと山札の上に戻す」、これが最高ですね。よくこのようなテーマと合うルールを考え出せるものです。

 

またプレイヤーが自ら危機的状況を作り上げていくというのも特徴です。

アウトブレイクはウィルス4個目で発生しますから、3個のリーチ都市は1個減らしてウィルス2個にしておけばればとりあえず1回はしのぐことができます。同じ都市に留まってウィルスを連続で2個消すよりは、その1回を他の都市への移動に使ったほうがいい、とプレイは最低限の対応をするようになります。

そうやってしのいでしのいでを繰り返していくうちに、緊張感と絶望感がたっぷり詰まった、美味しい美味しいマップが完成するわけです。あとはクライマックスでドーン、エンディングです。

何人で遊んでも、誰と遊んでも、ちゃんと絶望的な状況が出来上がっていくというのは何ともお見事です。

 

ゲームでいうところの普通の勝ち負けとはちょっと違った達成感がありますから、これはぜひに体験してみてください。難しいですが面白いですよ。

 

グラフィックは素晴らしいのひとことです。もともとのパンデミック・ボードゲームが、2013年に「パンデミック:新たなる試練」として新バージョンになりました。そこでカードやマップのデザインが変わったのですが、これはその新バージョンをそのまま再現しています。

操作性もわかりやすく、カードをタップするとその都市に移動するなど、遊びやすさの部分も向上しています。

またBGMがとても緊張感があって盛り上がります。アウトブレイクが起きたときの演出も含めて素晴らしいですね。言語依存もほとんどありません。

 

プレイ人数は1-4人です。難易度は「Introductory」「Standard」「Heroic」の3種類があります。

協力ゲームという性質上、AIプレイヤーというのはいません。プレイ開始最低人数は2人ですが、1人で遊ぶ場合はその2~4人を1人で操作することになります。

 

難点。グラフィック、再現度、操作性、演出など抜群の完成度ですが、じゃあパンデミックの協力型ゲームの魅力がちゃんと伝わっているのかと考えた場合、そこは残念ながらと言えます。これを1人で遊んでもそれはただのソリティアゲームですから、「ふうん」で終わってしまうでしょう。

複数人プレイ対応にはなっていますが、2人以上ではパス&プレイのみでテーブルトップ(iPad本体をテーブルに置いて、顔を突き合わせて遊べる)などにも対応していません。ローカルオンライン(wifi/Bluetooth)もありません。

特別なシナリオをクリアを目指す、というモードもないしボードゲームにあった拡張などもまったくありません。アプリならそのあたりは全部入りで出来るはずだと思うのですけども。

要するにこのiPad版ではみんなで遊ぶとすると遊びづらく、1人で遊ぶには物足りないという中途半端なものになっています。

 

ボードゲームとしてはとても面白いものなので、気になった方は是非ボードゲーム版を手に入れて遊んでみてください。お子さまと一緒でも十分に楽しめるはずです。

もちろん欠点はあります。協力型なので盛り上がるかは一緒に遊ぶ人次第ですし、リーダー役が出しゃばってしまうとそれ以外のプレイヤーがただ従うだけのつまらない体験になってしまいます。そのあたりは上手く盛り上がるようにコントロールしながら遊ぶといいでしょう。

下のニコニコ動画のプレイ動画で遊んでいる雰囲気がよくわかりますので、そちらもぜひご覧ください。

 

同じデザイナーの「Forbidden Island/禁断の島」も協力型のゲームで、こちらは易しめの「パンデミック」という感じのゲーム内容です。

この「Forbidden island」は次のアップデートで日本語にローカライズされます(訳は翻訳者さまの力作ですが、ほんのちょっとだけチェックのお手伝いしました)ので、よかったらこちらもどうぞ。

 

増え続ける驚異のウィルスを倒し、世界を救う協力型のボードゲームです。おすすめ。

 

 

     

    Pandemic-The-Board-Game100

    ボードゲーム / カードゲーム / ストラテジー / おすすめ
    価格 / ¥840
    カテゴリ / ゲーム
    バージョン / 1.0.2
    開発 / F2Z Digital Media Inc.

    iOS 4.3 以降。 iPad 対応。

     

    Pandemic: The Board Game
    AppStoreへ

     

  • National Geographic’s Plan It Green – The Game
  • Pandemic 2.5
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