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■ Small World for iPad
種族を使って地域を征服していくボードゲーム。ゲーム終了時により多く勝利コインを獲得していたプレイヤーの勝ち。

 

種族を使って地域を征服していくボードゲームです。自分の種族のコマをスモールワールド内の地域に配置して征服していきます。他の種族がいる地域でも征服できる数のコマを置けば奪い取ることが出来ます。奪い取った地域からは勝利コインを獲得できます。種族で使えるコマ数が少なくなってきたら、自分の種族を衰退させ新しい種族を登場させてさらに陣地を広げます。ゲーム終了時に最も多くの勝利コインを獲得したプレイヤーが勝者です。

 

ファンタジーな世界の住人たちがどことなくコミカルで楽しい陣取りゲームです。拡張もたくさん出ていてとても人気があります。

 

そんな「Small World/スモールワールド」の iPad 版です。

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これはさまざまな種族を使って、小さな世界(スモールワールド)の中で覇権を争っていくという陣取りゲームです。

 

ゲームの目的は勝利コインをたくさん獲得することです。

 

自分の番では

 

・征服

・再配置

 

を順番にプレイしていきます。陣取りゲームとしてはとても単純な内容になっているので難しいことはありません。

 

ゲームを始めたらまず自分の「種族」を1つ選びます。画面の左側に種族が縦に6つ並んでいます。

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これらはこのように「種族」と「特殊パワー」がくっついた形になっています。「種族」「特殊パワー」それぞれに特殊な能力がついていて、それが2つ組み合わさっていると思ってください。

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並んでいる他の種族も全てこのような形になっています。この「種族」と「特殊パワー」はゲームをするたびにランダムに入れ替わります。

例えば次にゲームを始めたときには「富裕なジプシー」とか「群れなすホワイトレディ」とか、この2つの組み合わせがいろいろと入れ替わるようになっています。

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種族は6つのうちどれでも好きなものを1つ選ぶことが出来ます。

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しかし下にある種族を選ぶときは、上に並んでいる種族に「勝利コイン」を1枚ずつコストとして支払わなければいけません。

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つまり上にある種族はコストは余りかかりませんが、1番下の種族を選ぼうとしたら5勝利コインを支払う必要があるということですね。基本的に並びはランダムなので、下に行くほどいいというわけではありません。

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今回はこの「群れなすジプシー」を選んでみましょう。コストとして上の種族に1枚ずつ勝利コインを支払います。よかったら下の「選択する」をタップしてゲームスタートです。

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これがゲーム画面です。中央にマップ(スモールワールド)があります。左下が今選んだ「自分の種族」になります。

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ここをタップすると種族の上に「情報」というのが出てきます。情報では種族と特殊パワーの説明を見ることが出来ます。

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「種族」「特殊パワー」にはそれぞれ特別な能力がついています。どちらもゲーム中に有利になるようなものばかりです。

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右下にあるのが「勝利コイン」です。ゲームスタート時は勝利コインを「5」持っています。先ほど種族を選ぶところでコストとして勝利コインを2枚支払ったので、現在は3勝利コインとなっています。

この「勝利コインの所持枚数」でゲームの勝敗が決まります。

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画面の下には「種族トークン」と呼ばれるものがあります。自分の種族のコマみたいなものです。

現在種族トークンが「11」枚となっていますが、これは「種族」と「特殊パワー」についている数字を足した数になっています。

「群れなす」は「大群トークンを2枚追加し種族トークンとして使うことができる」という能力ですので、現在は実質13枚ということになりますね。

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自分の番になったらまず「地域の征服」をします。マップの中で分かれている部分1つ1つが「地域」になっています。

その地域を征服するには、いまの「種族トークン」をドラッグして征服したい地域に重ねます。

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しかし、最初に征服できるのはマップの周囲にある地域のみです。

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このように真ん中にある地域をいきなり征服することは出来ません。

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右下と左上の海もダメです。ここも征服することは出来ません。

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1番外側にある地域であればこのように上からでもOKです。

自分の種族が最初に征服するときは必ずマップの周囲から征服を始めます。

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地域を征服するには「種族トークン」をドラッグします。ドラッグしてそこに置けばその地域を征服したことになります。地域を征服すると種族トークンはその地域に置かれ、下にある使える種族トークンの数が減っていきます。

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最初に周囲の地域を征服したら、今度は真ん中のこの地域を征服することが出来ます。

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最初の征服をして自分の地域を獲得した後は、その自分の地域に隣接している地域のみに征服を仕掛けることが出来ます。

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ですから今度はこのように上の場所や下の場所を征服することは出来ません。征服した自分の地域に隣接していない場所を征服することは出来ないのです。

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各地域を征服するには自分の種族トークンをドラッグして置きますが、何もない普通の地域を征服するには「自分の種族トークン」が必ず「2枚必要」になります。

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ところが中にはこの「失われた部族」のような他の種族がいるときがあります。当然このような地域も征服をすることが可能です。

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このように「他の種族がいる地域」を征服するときは、「自分の種族トークン2枚」+「その地域にいる種族トークン数」が必要になります。

つまりここにはいま他の種族が1枚あるので、征服するのに必要な「2枚」とその地域にいる種族トークン「1枚」を合わせて、「3枚」の種族トークンがあれば征服して自分の地域にすることが出来るということです。

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征服は「2枚+その地域の種族トークン数」です。その枚数分あれば自分の地域にすることが出来ます。

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このように地域に特殊なトークンが置いてある場合があります。ここは山岳地帯ですが、ここに山のトークンが置いてあるんですね。

この地域を征服するときも基本は一緒です。「自分の種族トークン2枚」+「その地域にある特殊トークン数」で征服できます。山のトークンが1枚あるので「2+1=3」で3枚のトークンがあれば山岳地帯は征服できることになります。

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今回は5カ所、このような順で征服しました。3枚のところは他の種族がいたところや山岳地帯で2枚のところは何もなかった地域です。

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「地域の征服」が終わったら右下にある「再配備」というボタンをタップして征服を終了します。

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「地域の征服」が終わったら、今度は「部隊の再配備」をすることができます。

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「部隊の再配備」では、いま征服に使った種族トークンを、自分の地域の中で自由に移動させることが出来ます。

例えばこんな風に種族トークンを1カ所に全部まとめてしまうことも可能です。

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しかし注意点として、地域には必ず最低1枚以上の自分の種族トークンを残しておかなければいけません。

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今回はバランスも考えてこんな感じで種族トークンを移動させてみました。

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「部隊の再配備」が終わったら画面右下の「終了」をタップします。

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再配備が終わったら「勝利コインを獲得」できます。

勝利コインは自分が征服している地域1つにつき1枚ずつもらえます。今回は5カ所征服して自分の地域にしましたから「5枚の勝利コイン」がもらえます。

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勝利コインを獲得すると右下にある勝利コインの枚数が増えます。

スタート時は5枚持っていて、2枚を種族選択のコストとして支払い、いま地域から5枚の勝利コインを獲得したので現在は「勝利コインが8枚」あるということです。

「勝利コインを獲得」したら自分の番はここで終了になります。

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相手の番になりました。相手も同じようにまず自分の種族を選んでスタートします。

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相手は「霊体のスケルトン」を選択しました。そして種族トークンを配置して地域の征服をしていきます。

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征服が終わったら地域数の勝利コインを獲得して終了です。

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勝利コインの獲得が終わったので次は自分の番になります。

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自分の番の征服をする前に、「部隊の用意」というのが行われます。

征服していた自分の地域から種族トークンを1枚残してすべて手元に帰ります。種族トークンが6枚になっていますね。これでまた「地域の征服」をするわけです。

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自分が現在支配している地域は3つです。四角い場所は相手の種族の支配している地域です。5カ所あったのですが2カ所奪い取られてしまいました。

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さて、この「ジプシー」には特殊な能力がます。ジプシーは、征服する前に自分の種族トークンを戻してそこから勝利コインを獲得することが出来るのです。

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支配している地域には必ず種族トークンを1枚以上置かなければいけませんが、ジプシーはそこから撤退させて勝利コインを獲得できます。森の場所から種族トークンをドラッグして手元まで戻します。

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戻した地域には勝利コインが表示されます。手元の種族トークンは1枚戻したので7枚になりました。

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残りのもう2つの地域からも全部戻して種族トークンを9枚にしました。

ここから相手のスケルトンに奪われた地域を奪い返しに行きましょう。ここから「地域の征服」です。

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自分の種族のトークンがスケルトンのトークンに変わって置かれ、ここを征服することが出来ました。

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先ほど書いた通り、「他の種族がいる地域」を征服するときは、「自分の種族トークン2枚」+「その地域にいる種族トークン数」が必要です。

ここには相手のスケルトンのトークンが「4枚」ありましたから、「自分の種族トークン2枚」+「スケルトンのトークン4枚」で「6枚」の種族トークンがあればここは征服できます。

「群れなす」の特殊能力では「大群トークンを種族トークンとして使用できる」ですから、2枚が種族トークンとして使用されて合計6枚が代わりにこの地域に置かれます。

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さてこうやって他種族の支配している地域を征服したとき、すでにそこにいた種族のトークンはどこにいくのでしょう?

征服されてしまったときにいた種族のトークンは各プレイヤーの手元に戻ります。

しかし4枚あったのに手元には3枚しか戻っていませんね。このように他種族に征服されてしまった場合、そこにあった種族トークン1枚は除外されてしまうのです。

つまり征服されると1枚減ってしまうわけですね。

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先ほど自分のジプシーの種族トークンをすべて手元に戻したとき、9枚しかありませんでしたね。

最初は合わせて11枚持っていましたが、スケルトンに支配する地域を2ヵ所征服されてしまいましたので、2枚除外されて減ってしまったのです。

相手の種族の地域を征服すれば相手の種族トークンの枚数を減らすことが出来るのです。

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さて続けて地域の征服をします。今度はこの5枚の種族トークンで上の地域を征服しに行きましょう。

征服のルールは「征服するための2枚+その場所にいる種族数」ですから、ここは7枚の種族トークンが必要になります。

しかし、このように自分の地域の征服の1番最後の征服の時に、攻めるためのトークンが足りない場合は「増援部隊ダイス」というのを振って「チャレンジ」をすることが出来ます。

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「増援部隊ダイス」には「1~3」の目と空白の目が描かれていて、出た目の数だけ征服するときの種族トークンの枚数を増加することが出来ます。

ここでは「増援部隊ダイス」を振って「2」が出ました。

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スケルトンが5枚いる地域に必要なトークンの枚数は7枚でしたら、ここは「増援部隊ダイス」のおかげで征服することが出来ました。

「増援部隊ダイス」は最後の征服の時にだけ使用でき、不足枚数3枚以下の場所に利用できます。征服するときに使う種族トークンが1枚も無い場合はチャレンジできません。

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さてこれで終了、「勝利コイン獲得」です。「ジプシー」の特殊能力により種族トークンを引き上げたところからも勝利コインが獲得できます。

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ただしジプシーの能力で引き揚げたときは、その地域は空っぽになってしまうので一長一短ですね。

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さて、現在はこのような状況です。「ジプシー」を真ん中に展開している状態です。黒い四角は「スケルトン」です。

自分の地域を他種族に征服されると種族トークンが1枚無くなります。そうすると種族トークンの総数は減っていきますが、このように広く展開した場合でも各地域には最低1枚以上の種族トークンを置かなければいけませんから、当然「地域の征服」で使用できる枚数が減っていきます。

見ると今回の「地域の征服」で使用できる種族トークンは「大群トークン」も合わせて「4枚」しかありません。

自分の地域を広げれば広げるほど、征服はしづらくなるのです。

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このように使える枚数が減ってあまり動けなくなったら、「種族を衰退」させます。

画面の左下にある自分の種族をタップし「衰退」をタップします。

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種族を衰退させると、自分の種族と地域にある種族トークンが全て裏返しになり、灰色のトークンに変わります。これが衰退した状態です。地域にあった種族トークンは各地域に1枚ずつ残して無くなります。

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「種族の衰退」をプレイしたときは「地域の征服」はできません。しかし衰退させたその地域からも勝利コインは同じく1枚ずつもらえます。

勝利コインを獲得して自分の番は終わります。

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その次の自分の番です。

自分の種族を衰退させたら、また新たな種族を選ぶことが出来ます。選び方は最初と一緒、下に行くほどコストがかかります。支払ったコストは種族の左側にたまっていき、その種族を取ったときに一緒に貰えます。

残った種族は上に向かってスライドし、新たな種族が下から追加されていきます。

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今度はこの「ドラゴン使いのエルフ」を選びました。種族トークンは「5+6=11」で11枚です。ドラゴン使いという特殊能力でドラゴントークンを使用することが出来ます。

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またエルフは「他の種族に征服されたとき、種族トークンが減らない」という強い特殊能力を持っています。

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種族を選んだのでまた最初と同じように「地域の征服」をします。

最初は周囲の地域からでしたね。今度は上から攻めてみましょう。

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続けてこの山岳地帯を征服です。「ドラゴン使い」という特殊パワーはドラゴントークンを置くと、その場所を種族トークン1枚で征服できます。普通ならこの山岳地帯、3枚の種族トークンが必要ですが、1枚で征服できました。

またここにドラゴンがいる限り他の種族は征服できないという能力もあります。

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続けてさらに左の方へ征服を続けます。

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残り種族トークンは1枚です。空いているこの地域を征服しましょう。

征服するには2枚必要で所持数1枚ですから「増援部隊ダイス」を振ります。

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「増援部隊ダイス」で1が出て征服成功です。

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征服が終わったら今度は部隊の再配置をします。

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種族トークンの再配置も終わってここで終了です。

丸いところがいまの「エルフ」で征服した場所です。四角いところは「衰退したジプシー」のいる場所です。

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勝利コインを獲得するときは、この2つの種族の両方から獲得することが出来ます。

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このように種族を展開して動きが出来なくなったら「種族を衰退」させ、新たな種族を登場させます。そうすることでさらに征服が可能になり、より多くの勝利コインを手に入れることが出来るわけです。

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ゲームでやることは非常に簡単です。

まず自分の種族トークンで地域を征服します。

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最後の征服のとき種族トークンが足りなければ「増援部隊ダイス」を振ります。

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増援部隊ダイスで足りない分が補えればその地域は征服できます。

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征服が終わったら自分の支配している地域で自由に種族トークンを動かし再配備をします。

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そして自分が支配している地域から1枚ずつ勝利コインを獲得します。

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次の自分の番の最初に支配している地域から1枚を残して種族トークンを集めます。

そして1番に戻りまた地域の征服を始めます。「スモールワールド」はこれを繰り返していきます。

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さあ、相手のスケルトンもちょうど「ジプシー」と同じタイミングで衰退しました。相手も新しい種族を選びます。

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相手が選んだのは「獣憑きのトリトン」です。

「トリトン」は海沿いの地域を普通よりも1枚少ない枚数で征服できます。「獣憑きの」は偶数のラウンド(毎夜)、どこでも通常より2枚少ない数で征服できます。とても強いですね。

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そしてこれがちょうど偶数のラウンドです。獣憑きの能力が発動します。

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やはり衰退している「ジプシー」の場所を攻めてきましたね。

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さらにがんがんと進んで征服していきます。

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ちょっと待って、ちょっと待って。そんなバカな。なんと衰退させたジプシー全滅です。

おまけにこんなに広範囲に一気に征服されてしまいました。「獣憑きのトリトン」恐るべしです。

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そして勝利コインをごっそり獲得されました。

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その後「獣憑きのトリトン」は次のラウンドであっさりと衰退してしまいました。トリトンの種族は広範囲に残ったままです。ここからも勝利コインは獲得できるので、踏ん張って戦うよりはさっさと次の種族に移行したほうがいいのです。

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こちらもすぐに衰退させて次の種族に移行しましょう。

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相手は「歴史家の女司祭」という種族を選びました。「女司祭」は衰退するときに自分のトークンを集めて「象牙の塔」を作ることが出来ます。そこから勝利コインを毎ラウンド獲得することが出来るという、ちょっと変わった特殊能力です。

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今度はこの「錬金術師のゴブリン」を選びました。

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このゴブリンは衰退した種族がいる地域をいつもよりも1枚少ない種族トークンで征服できます。まさに今うってつけの特殊能力です。

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相手の「獣憑きのトリトン」がいた地域を一気に征服をします。通常は3枚必要ですが2枚で征服できています。

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これでまたごっそりと勝利コインを獲得です。やりました。

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さまざまな特殊パワーやたくさんの種族の特殊能力は効果的に使えるタイミングというのが存在します。

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このようにゲームを順番に繰り返すと右下にあるラウンドのコマが1つずつ進んでいきます。

「10ラウンド目」が来てすべてのプレイヤーの番が終わったらそこでゲームは終了となります。

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そしてゲーム終了時に最も多くの勝利コインを獲得したほうのプレイヤーが勝ちとなります。

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ゲームは2人用でプレイヤーとAI対戦が選べます。有料アドオンでは「スモールワールドの女神たち」「呪い!」の拡張を追加できます。

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種族を選びまたは衰退させながら、相手の地域を征服してたくさんの勝利コインを獲得していきましょう!

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種族を使って地域を征服していくボードゲームです。自分の種族のコマをスモールワールド内の地域に配置して征服していきます。他の種族がいる地域でも征服できる数のコマを置けば奪い取ることが出来ます。奪い取った地域からは勝利コインを獲得できます。種族で使えるコマ数が少なくなってきたら、自分の種族を衰退させ新しい種族を登場させてさらに陣地を広げます。ゲーム終了時に最も多くの勝利コインを獲得したプレイヤーが勝者です。

ファンタジーな世界の住人たちがどことなくコミカルで楽しい陣取りゲームです。拡張もたくさん出ていてとても人気があります。

 

まとめ。

 

目的

・勝利コインを獲得する。

 

自分の番では

・地域の征服。

・部隊の再配備。

 

を順番にプレイする。

 

種族を使ってスモールワールドの覇権を争う陣取りゲームですね。基本的には「征服」と「再配備」だけのとても単純なゲームで、難しいというところはほとんどありません。

 

「征服」は自分の「種族トークン」で行います。その地域にある「種族トークンか特殊トークンと同じ枚数+2枚」でOKです。「1枚」あれば「3枚」、「4枚」あれば「6枚」です。基本的に同じ枚数を出しさえすれば征服は必ず成功します。計算的にはそこにいる枚数に「+2」すればいいだけですから簡単ですね。このゲームの場合は、ドラッグすれば勝手に枚数が引かれるので計算する必要すらありませんが、そこにある「枚数+2」だと思っていてくれればいいです。

征服が終わったら今度は自分の種族トークンを自分の地域の好きな場所に「置きかえる」ことが出来ます。征服に「6枚」使用したとしても、それを再配置で他の地域に移動できるんですね。征服は隣接した地域にしかできませんから、数を集めて相手の征服進行ルートの守りを固めるということもできます。

自分の地域を確保したらその場所から「勝利コインを1枚ずつ獲得」します。単純に1地域1枚です。要するに地域をたくさん支配すればそれだけ「勝利コイン」がもらえるということです。

最終的には勝利コイン数が勝敗を決めますから「とにかく地域をたくさん征服したほうが勝ち」とそういうゲームです。

 

非常に特徴的なことに「衰退」というのがあります。自分の種族を意図的に衰退させて使用できなくするということです。

各種族には種族のトークン数が決まっています。そのトークンを使って征服をするわけですが、自分の種族がいる地域を他プレイヤーに征服されると、この種族のトークンが1枚減ってしまいます。2回、3回と征服されるとそれだけで3枚の種族トークンが減るのです。

征服するには「その地域の枚数+2」なので相手が1枚置いてあるだけで、3枚必要になります。10枚の種族トークンを持っていたら1回で3カ所くらいしか征服することが出来ません。そういう状況の時に枚数が減っていくのは非常にキツいのです。

 

また自分の地域には最低1枚以上の種族トークンを置いておかなければいけません。例えば6つの地域を征服していたとしたら、そこに各1枚ずつ、6枚の種族トークンが必要です。10枚の種族トークンだったらもうその時点で4枚しか征服で使える枚数がないということになります。

当然自分の陣地が広がればまた枚数が減ります。このゲームでは陣地が広くなればなるほど身動きがとりづらくなるのです。

 

そこで「衰退」です。自分の番で陣地を広くした種族を衰退させて使えなくしてしまうのです。当然もうその種族は使えなくなり、支配していた地域には種族トークン1枚ずつを残してなくなります。もちろんその種族の使用は不可なので再配置などはできませんし簡単に征服されてしまいますが、しかし支配している状態は残りますので、この6つの地域からは依然として勝利コインは獲得できるのです。

種族を衰退させれば次に新しい種族を選んで使えます。この種族がまた10枚の種族トークンを持っていたら、6つの支配地域+10枚の種族トークンという状態になり、一気に動きを起こすことができるようになるのです。

つまり「衰退」させ「新種族」を登場させることは、使用可能な種族トークンの枚数を増やすというアクションなんですね。

 

ところが「衰退」させたそのラウンドは自分の征服が出来ませんし、全ての支配地域が1枚になって防御力が一気に落ちます。そこに空白の瞬間が出来るので、形勢があっという間にひっくり返ったりしてしまいます。しかしそれを恐れて「衰退」をしないでいると段々と手詰まりになっていくので、いつ「衰退」させて次の種族に移行するか?という「タイミング」は非常に重要なのです。

 

このゲームでは「種族+特殊パワー」という2つの特殊能力がついている種族を使って征服を繰り返していきます。ゲームをプレイするたびにこの組み合わせは変わるので、多種多様な種族が出来上がります。

しかし登場する「エルフ」とか「ヒューマン」とか登場してくる種族は、よくあるゲームのように「種族の相性があったり一長一短の能力でバランスが取れている」というわけではありません。

強い種族はとことん強いんです。

「グール」は衰退してもトークンが減らずに征服が出来てしまいますし、「ソーサラー」は種族トークンを増やしながら相手のトークンと入れ替えて征服することが出来ます。「エルフ」に至っては征服されてもトークンが減らず全部手元に戻ってきます。

特殊パワーも「獣憑きの」のように征服のコストを減らしたり、また「商人の」のように地域1つにつきなんと2枚の勝利コインが貰えるものがあります。

そういった強い種族や特殊能力が出てきたとき、その種族を素早く確保して自分が有利になるように仕掛けていく必要がこのゲームにはあるのです。

 

プレイしてみるとわかりますが、「自分の地域をしっかり守りながら」というのは、結局はトークンの枚数も減らされるし地域も無くなっていくしでジリ貧になってしまうのであまり得策ではありません。どちらかというとガンガンと相手の地域の征服を仕掛けていく、そういった中で自分の支配している場所を広げていく、というような攻撃的なゲームになっています。

ラウンド数が「10」と意外と短いので、「3ラウンド、6ラウンド、9ラウンドで衰退」と決め打ちしてそこから逆算して攻め方を考えても、相手の欲しそうな種族、征服しそうな地域を読んで先に潰していくという対応しながらの戦法でもいいし、勝ち負けは勝利コインで決まるので現在はどのくらいの差がついているのかとか、どのくらいのコインがいま取れるのか、種族の並びやトークンの配置など全ての情報をしっかりと見極めていくことがとても重要です。

 

トークンやボードのグラフィックは実際のボードゲームと同じですね。非常に見やすくて、まさに「スモールワールド」という感じです。操作はトークンをドラッグして動かし置いていくだけです。

勝利コインの部分は地域ごとに1枚もらえるだけなので問題ないのですが、いちいち種族トークンを回収したり配置し直したりというのが面倒なゲームでしたので、その辺の動作をすべてやってくれるというのは非常に楽ですね。

最初はほのぼのとした曲が流れますがプレイ中はBGMはありません。右下の音符をタップするとiPod内の局を再生できるようになっています。

 

プレイは1対1の2人対戦のみです。AIとプレイヤーのどちらかを選べます。3~5人用という対戦はできません。2人対戦の場合はマップは回転しませんが、獲得コイン数とか種族などは向きが上下で勝手に変わるので、iPadを置いて向き合ってプレイすることも、また隣同士で座って対戦することもできます。

 

ゲーム内はすべて日本語化されています。プレイ自体には言語依存はほとんどないのですが、各種族や特殊パワーの説明部分に依存するところがあるので、すべて日本語化されていつでも説明を確認できるというのはありがたいですね。

有料アドオンで「スモールワールドの女神たち」「呪い!」が追加できます。各170円です。今回のレビューでは2つを入れた状態でプレイしました。

 

難点。まずはやはり2人対戦のみというところですね。せめて3人プレイくらいまではできないと「どっちを攻めるか」みたいな部分が無くなるのでそこはもったいないです。AIは弱いというか不思議な置き方をすることがあります。WiFiを利用したローカル対戦、インターネットネット対戦はありません。

ボードゲーム版のほうはたくさんの拡張が出ているのですが、このゲームでは2つしか追加できません。すでに最後の更新から2年が経過しているので、もうこれは更新する気はないのでしょう。

ゲーム内は日本語化されているのですが、実際のボードゲーム版のほうの訳を少しアレンジして持ってきているような感じです。このゲームはプレイ自体は簡単なのですが、14種類の種族+20種類の特殊パワー(両アドオンを入れれば+5種族+7特殊パワー)があってそのぞれの特殊効果の種類が多く大変です。

ところがその説明の中に「勝利の隠し場所から取って」などという部分が出てきます。これは要するに勝利コインを置いてある場所のことなんですが、アプリ版ではあまり必要のない文です。このような雑音が色々とあるので、ちゃんと書いてはあるのですが結局どういう効果なのか読んでもさっぱりわからなかったりします。

ボードゲーム版をプレイしたことがある人なら問題はないでしょうが、始めて遊んだ人には要領を得ない文だらけなので結構これは厳しいです。

 

つまるところこのゲームでは

 

「自分のタイルを置いて征服」

「自分の土地内でタイルを置き直し」

「自分の土地からお金獲得」

 

これだけです。

 

種族と特殊パワーは例外はありますが数字の小さいほうが強いとでも思っておいてください。ただ数が物をいうゲームなのでタイル数は多いほうがいいし、征服するのがメインのゲームなので征服コストが減る能力がやはり強くなります。そんなに難しい効果はないので、それ以外はプレイしながら能力を覚えていってください。内容はホントに単純な陣取りゲームですから。

 

スモールワールドで種族を使って覇権を争うボードゲームです。おすすめ。

 

 

     

    Small-World100

    ボードゲーム / 対戦思考ゲーム / ストラテジー / おすすめ
    価格 / ¥840
    カテゴリ / ゲーム
    バージョン / 1.1.1
    開発 / Days Of Wonder, Inc.

    iPad 互換 iOS 3.2 以降が必要

     

    Small World for iPad
    AppStoreへ

     

  • Around the World in 80 Days: The Game
  • A Brief History of the World
  • MONOPOLY Millionaire
  • iDixit
  • Ticket to Ride Europe Pocket

2 Responses to “Small World for iPad”

  1. あおみどり より:

    バージョンアップで5人まで対戦可能になりました。UIも一新されました。
    また拡張パック3つもアドオンで買うことができます。

  2. puzzlelove より:

    >あおみどり さま
    こんばんは!日本語対応しているゲームは遊びやすくていいですね。
    しかしなんでバージョンアップで2になったのか不思議です。

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