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■ Dominant Species for iPad
種族の1つとなって地球の覇権を争うボードゲーム。ゲーム終了時に最も勝利ポイントの高いプレイヤーが勝ち。

 

種族の1つとなって地球の覇権を争うボードゲームです。「昆虫類」「クモ類」「両生類」「鳥類」「爬虫類」「哺乳類」のうちから1つを選び、その種族となって他の種族と生き残りをかけて戦います。自分の種族を地球の環境に適応できるように進化させ、地球の環境を変えたり、新たな土地を探したり、他種族を蹴落としたりして生き残っていきます。氷河期が地球上にやってきたらそこでゲームが終了します。そのとき最も多くの勝利ポイントを獲得していたプレイヤーが勝者となります。

 

氷河期が迫る地球で生き残っていくという戦略ゲームです。非常に緻密な戦略とドラマチックな展開でとても人気があります。

 

そんな「Dominant Species/ドミナント・スピーシーズ」の iPad 版です。

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これは氷河期が到来しつつある地球で最も優れた種族となるため生き残っていく陣取りゲームです。

 

ゲームの目的は勝利ポイントを多く獲得することです。

 

自分の番でやることは

 

・アクションを選択してプレイする

 

ことです。

しかしプレイすることができるアクション数が極めて多いので「その中からどれを選択してプレイするのか」というところが難しいところです。

これからたらたらと説明を書きますが、すべてを一気に理解しようなどという恐れ多いことはしないほうがいいでしょう。ひとつひとつのアクション自体は簡単ですけど、単純に数が多いので頭がパンクします。

適当に流して読んでおけばいいと思います。

一応、現在何のアクションを説明しているかは左上に書いてあります。

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まずスタートしたら6つの種族から自分が担当したい種族を選択します。

種族は「昆虫類」「クモ類」「両生類」「鳥類」「爬虫類」「哺乳類」です。それぞれに特徴はありますが、どれかが特別に強いということはないので、なにを選んでも大丈夫です。

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ゲーム画面はこのようになっています。右側がアクション選択、下に並んでいるのがプレイヤーです。今回は6人で対戦します。左にあるのが地球のマップとなっています。

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地球のマップは6角形の「地域」に分かれています。各地域の角には「エレメント」と呼ばれる丸いマークが表示されています。地域の中には「種」と呼ばれる四角いコマが置いてあります。これが種族を表していjます。

三角錐のコマはその地域の「優占種」を表しています。

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アクション選択の場所にはアクション名が書かれていて、ここでそれぞれのアクションが選べるようになっています。目の玉のアイコンが自分のコマを置く場所になっています。

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ゲームは「計画フェイズ」「実行フェイズ」「リセットフェイズ」の3つのフェイズで進行していきます。

まずは「計画フェイズ」からいきましょう。計画フェイズで自分の番が来たら、プレイしたいアクションの場所にコマを置いていきます。

ここは「環境適応」というアクションです。コマを置く場所は目の玉の場所です。ここをタップします。

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コマを置くと「アクション選択」の場所に自分の色のコマが置かれます。下に並んでいる自分の種族の左にあるのがコマの数になっています。今回は6人プレイなので1人3個のコマ数です。1つ置いたのでコマが3個から2個に減っています。

コマを1個置いたらそこで自分の番は終了です。

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次は「クモ類」の番ですね。順番は下に並んでいるプレイヤーの左から右に向かってプレイしてきます。このプレイ順は最初は食物連鎖の逆になっています。

プレイ中のプレイヤーには緑色のマークがつきます。

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クモ類は上にある「イニシアティブ」というアクションの場所にコマを1個置きました。このように計画フェイズでは、自分の順番がきたらアクションの場所に1個ずつ自分のコマを置いていきます。

1個置いたら次のプレイヤーの番になり、そのプレイヤーも1個コマを置いていきます。

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次は両生類の番です。今回の自分の役です。

ここではコマを「環境適応」のアクションの場所に置きました。同じアクションにコマを置いた場合は左から順番にプレイすることになります。ですからこの場合、左に置いた方が先にプレイをできるということになります。

コマを置いたので順番は終了です。

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次は「退化」というアクションです。ここには黄色の鳥類のプレイヤーが置きました。1つ置いたので順番は終わりです。

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ここは「豊潤」というアクションです。黒の爬虫類のプレイヤーが置きました。

今は「計画フェイズ」でそれぞれのプレイヤーがアクションを選択しているところです。この次の「実行フェイズ」で、選んだアクションがプレイされます。

ですから今は「実行フェイズでプレイしたいアクションを選択している」ということになります。

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ここは「荒廃」というアクションになります。白の哺乳類のプレイヤーがコマを置きました。これで全員が1個ずつコマを置いた状態になります。

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全員が1個ずつコマを置いたら、次はまた最初に戻り昆虫類のプレイヤーがコマを置きます。コマは3個あるので全部のプレイヤーが3つのアクションを選択することになります。

ここは「氷河化」というアクションです。

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次はまたクモ類です。

ここは「種形成」というアクションになります。コマは好きな場所に置くことができます。左のほうからのプレイ順になると書きましたが、別に左から詰めて置いていく必要はありません。

目の玉のマークのどこにでもコマは置くことが出来ます。

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次の両生類が同じく「種形成」のアクションにコマを置きました。見ての通り赤より左に置きました。

コマを置いていく順番は赤→青でしたが、プレイするときなったら青のコマからプレイしていきます。

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ここは「放浪」というアクションです。各アクションではどこにコマを置いても構いませんが、アクションごとに置けるコマの数が決まっています。

そしてその場所は早い者勝ちです。例えばこの放浪の場合はあと2個コマを置いたら他のプレイヤーは置くことが出来なくなります。

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ここは「移住」というアクションです。上の「放浪」のように先着3名という場所もあれば、この移住のように置くところによってアクションの内容が変わる場所もあります。この場合は数字によってプレイできる数が変わります。

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ここは「生存競争」というアクションです。ここも置く場所によって効果が変わります。

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全員が2個目のコマを置いたので次は最後の3個目のコマです。また昆虫類からコマを置いていきます。手持ちのコマは「0」個になりました。

ここは「優勢」というアクションです。これが最後のアクションになります。

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3つのコマですから3周プレイをして最後の哺乳類のプレイヤーになりました。そして最後の哺乳類のプレイヤーがコマを置いたら「計画フェイズ」の終了です。

右側を見るとコマがいっぱい置いてありますね。「計画フェイズ」は「実行フェイズ」でプレイするアクションを選ぶフェイズです。

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「計画フェイズ」でコマを置く場合はどの場所に置いても構いませんが、「実行フェイズ」のプレイは左上から右下に向かってプレイをしていきます。

実行フェイズでの全てのプレイは上から下に、左から右の順番でプレイされていきます。

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「実行フェイズ」が始まりました。まず最初は1番上の「イニシアティブ」というアクションです。イニシアティブとはそのまま「プレイ順」になります。先ほどからコマをいっぱい置いていきましたが「早い者勝ち」でしたね。ということは順番が早ければ有利になります。

このイニシアティブのアクションを選んだプレイヤーは、自分の種族と左側にいる種族の順番を入れ替えることが出来ます。下の順番を見てみるとクモ類が先になっていますね。次の計画フェイズではクモ類からコマを置いていくことになるわけです。

順番の入れ替えは左隣のプレイヤーのみです。2つ先との入れ替えということは出来ません。

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順番の入れ替えが終わったら、このイニシアティブにコマを置いたプレイヤーは、イニシアティブアクションで置いたコマを、アクション選択で空いている好きな場所に移動させることが出来ます。

今回は1番下の「優勢」のアクションに移動させておきました。

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次は「環境適応」アクションになります。プレイ順は先ほどの通り左からプレイします。最初は緑のプレイヤーからですね。

「環境適応」アクションでは、「自分の種族の環境適応能力を上げる」ことが出来ます。

コマを置いた場所の左に並んでいるのは適応する「エレメント」です。「エレメント」は「太陽」「幼虫」「肉」「草」「木の実」「水」の6種類あります。

コマの左に並んでいる4つのエレメントから好きなものを1つ選んでタップします。ここでは「太陽」のエレメントを選びます。

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選んだエレメントは自分の種族の欄のところに追加されます。各種族は最初からいくつかの環境に対応していますが、ここでエレメントを選ぶと新たな環境に対応できるようになります。

つまり今回は昆虫類は「太陽」に対応できるように進化したというわけです。

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続けて環境適応アクションの2つめです。青いプレイヤーの番です。選んだエレメントは欄から無くなっていきます。ですから欲しいエレメントがあった場合は、先に選べるように左側にコマを置いておかないといけないということになりますね。

「幼虫」のエレメントを選んでみます。

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選んだ「幼虫」のエレメントが両生類の欄に追加されました。これで水と幼虫に適応できるようになったというわけです。通常は各種族はエレメントが2つですが、両生類は特別に3つになっています。

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このように「環境適応」アクションを実行すると左に置いてあるエレメントを自分の種族にくっつけて適応させ、進化させることが出来ます。

3つのプレイヤーまで選べますので、必然的にエレメントは1つ残ることになります。

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アクションは上から順番に行っていきますから、次は「豊潤」というアクションです。

先ほどの「環境適応」とおなじように左側にエレメントが4つ並んでいて、右にコマが置いてあります。先ほど同様、黒いプレイヤーからプレイが始まります。

左の「太陽」のエレメントをタップして選んでみます。

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やっと出ました、これが地球のマップです。

この「豊潤」アクションでは選んだエレメントを地域の角の空いている場所に置くことが出来ます。黄色の丸がついているところが置ける場所です。

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今回はこの「山」の地域のここに置いてみましょう。起きたい場所をタップします。

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これで山の地域に太陽のエレメントを追加することが出来ました。右のエレメントは無くなり、マップに追加されます。

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よく見てみると、太陽のエレメントを置いた後では「優占種」のコマが山の地域から無くなっていますね。

この「優占種」というのはこの地域に一番適した種族の色のコマが表示されることになっています。

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いま、この山の地域には3つの種のコマが置いてあります。四角いコマが種のコマです。鳥類と爬虫類、ほ乳類です。

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「優占種」は単純な計算で決まります。その地域の角にあるエレメントと種族のエレメントを掛けた数が「適合度」となります。

例えば鳥類は木の実のエレメントに適応しています。山の周りにある木の実は1つです。ですから1X2で「2」が適合度となります。

爬虫類は太陽です。山の周りにある太陽は1つです。ですから1×2で「2」が適合度となります。

哺乳類は肉です。山の周りにある肉は2つです。ですから2×2で「4」が適合度となります。

よって、この地域に一番適している種族は「哺乳類」ということになり、白い三角のコマが「優占種(ドミナント・スピーシーズ)」の証として置かれることになるのです。

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ところがここに「太陽」のエレメントを追加しましたね。そうすると山の周りにある太陽は2つになって、爬虫類は2×2で「4」の適合度となります。そのため哺乳類の「優占種」は無くなりました。ですから三角の白いコマがなくなったというわけです。

「環境適応」のアクションでは種族にエレメントを追加して進化させ、この「豊潤」のアクションでは環境そのものを変化させてしまうのです。

豊潤は環境を変えるアクションです。

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「豊潤」のアクションを続けましょう。青いプレイヤーの番です。幼虫をタップしてみます。

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この地域に「サバンナ」に置いてみました。

計算は先ほどと同じです。昆虫類は草が2×2で4、太陽が1×1で1、合わせて「5」です。爬虫類は太陽1×2で2です。両生類は水が3×1で3、幼虫が1×1で1、合わせて「4」です。

よってこの地域に適応している優占種は昆虫類ということになります。もし水エレメントをもう1個追加し環境を変えれば、一気に両生類が優占種となります。

優占種の決定には中に置いてある四角い種のコマの数は全く関係ありません。あくまでどの種族がこの地域に最も適応しているのかということだけです。

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次は「氷河化」というアクションです。氷河化では地球マップのどこかの地域をツンドラに替えてしまうことが出来ます。

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氷河化できるのはツンドラ地域に隣接した場所のどこかです。ツンドラは真ん中なので、画面の左下の地域をタップしてみます。するとその地域がツンドラ化してしまいました。

どこかの地域を氷河化した場合、その地域にあった種(四角いコマ)はどんなにたくさん置いていてもすべて1個になってしまいます。

さらに氷河化したプレイヤーはその地域に隣接していたツンドラの数分のボーナスポイントを獲得します。ボーナスポイントの点は右下のようになっています。今は1つのツンドラに隣接していたので緑のプレイヤーの昆虫類は1点が入りました。

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氷河化したときは種の四角いコマはすべて1個になってしまいますが、この種のコマは無くなるわけではありません。取り除かれてしまったコマはすべて手元に戻ります。

ここはポイントです。この氷河化で手元に種のコマが戻るとき以外は、種が取り除かれた場合はすべてゲームから除外されます。

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次は「種形成」のアクションです。種形成では地球上の地域に種のコマを置くことが出来ます。

アクション選択で置いたコマのマスの左下にエレメントのマークがついています。ここは太陽ですね。

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この場合、まず地域上にある太陽のエレメントのうちどれか1つを選びます。今回は1番右上を選んでタップしてみましょう。

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そうすると選んだそのエレメントに隣接している地域に、自分の種のコマ(四角いコマ)を追加することが出来ます。左右の「+-」で個数を変更し「OK」をタップします。ここは2個まで置いてみましょう。

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そうするとこの砂漠のところに白い種が2つ追加され3つになりましたね。

種形成アクションでは地域に種のコマを追加できます。

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選んだエレメントに隣接した地域すべてですから、続けて上のサバンナ地域にコマを追加できます。

しかしよく見ると「0-3」となって、置ける数が1個増えていますね。

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地域に1度に置ける種の数は、地域ごとに決まっています。それが右側のアクション選択の下にある数字です。

最初に置いた砂漠は「+2」となっているので2個まで種を追加できます。次のサバンナは「+3」となっているので3個まで種を追加できるようになっているのです。

先ほどの氷河化して種が取り除かれてしまったときでも、このように種形成のアクションを利用すればまた当たらに種の数を増やすことが出来ます。

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種の数は各プレイヤーのコマの下に表示されています。砂漠に2個、サバンナに1個追加したので種の数が31個から28個に減っています。

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ところがサバンナに置いた哺乳類の種が透明になっていますね。

これは「絶滅危惧種」という状態です。哺乳類は環境適応は肉2個となっています。サバンナの周りには肉のエレメントがありません。つまり哺乳類はこの地域にいても適応できないわけです。

こういう「絶滅危惧種」は最後に地球上から取り除かれてしまいます。

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次は「放浪」というアクションです。どんどんと地域が氷河化していくと生き物は住めなくなってしまいます。

この放浪では新たな地域を追加することが出来ます。

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放浪アクションをプレイするときは、上から地域タイルが3枚出てきます。このうち好きなタイルを1枚タップして選びます。ではまた右側のサバンナを選びましょう。

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地域タイルはすでに置かれている地域に隣接する好きな場所に置くことができます。

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タイル置いた後、アクション選択の左にある4つのエレメントから好きなものを選んで、置いた地域タイルに追加することが出来ます。このエレメントは追加してもしなくても構いません。

今回は草のエレメントを左下に追加してみましょう。

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放浪で地域タイルを追加した場合、隣接している地域タイルの数分のボーナスポイントがもらえます。今回は2地域に隣接しているので3点が入ります。

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地域タイルを追加しそこに好きなエレメントを追加したら、その地域タイルに隣接している地域から種のコマを置いているプレイヤーは、自分の種のコマを移動させることが出来ます。

この時隣接した場所にいるすべてのプレイヤーが移動できますので、他プレイヤーが適合してしまうようなエレメントを追加しないように気をつけなければいけません。

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次は「移住」というアクションです。このアクションでは置いてある種のコマを違う地域に移動させることが出来ます。

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すでに地域に置いてある種を、隣接する地域に移動できます。このとき移動できる種の数は、アクション選択の時に置いたコマの場所の数です。

ここの場合は最大4個まで種のコマを移動させることが出来ます。よほどのことがない限り「7」にしておけば無難でしょう。

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ここで例えば先ほどのように「絶滅危惧種」になってしまっている種のコマを、肉のエレメントがある地域に移動させたりして絶滅を防ぐことが出来ます。

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次は「生存競争」というアクションです。この生存競争では地域にある他プレイヤーの種のコマを取り除くことが出来ます。

アクション選択では置いたコマは、ツンドラ+2種類、3種類に重なっています。。

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アクション選択時に置いたコマが重なっている地域にあり、さらに自分の種のコマが置いてあり、さらに相手の種のコマも置いてある地域が生存競争の対象となります。

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またこのサバンナにしましょう。自分以外のプレイヤーのコマの1つを選んでタップします。

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白のプレイヤーは緑の種のコマを選びました。種のコマが2個から1個に減っています。

ここで先ほどのポイントです。氷河化で取り除かれた種のコマは手元に戻りましたが、この生存競争で取り除かれたコマは手元に戻りません。無くなったコマはすべてゲームから除外されてしまいます。

生存競争のアクションでは、自分以外の種のコマを減らすことが出来ます。

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これは「優勢」というアクションです。

1番下にある最後のアクションで、このゲームで1番重要なアクションともいえるでしょう。

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このアクションを選んだプレイヤーは、まず最初に地球の好きな地域を1つ選ぶことができます。そして選んだ地域から「勝利ポイント」を獲得することが出来ます。つまりここで得点を稼ぐわけです。

得点は各地域によって違う点数が設定されています。またこのサバンナを選んでタップしてみます。

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得点は今度はこの「種のコマ」で決まります。「サバンナ」の得点は「7-4-2」となっています。

得点を得るときはその地域にある種のコマの数で順番が決まります。青が4個、赤が2個、緑と白が1個ずつになっています。ですからコマの多い順番は右の通りです。

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この種の個数の順位で数字の上から順番に勝利ポイントがもらえます。

1位の両生類は「7点」、2位のクモ類は「4点」、3位の昆虫類は「2点」です。

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ところがこのときコマの個数が同じだった場合は、「食物連鎖」の順位で勝ち負けが決まります。

昆虫類と哺乳類はともに1個で同点ですね。しかし食物連鎖では哺乳類のほうが圧倒的に強いです。

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ですから実際の順位はこうなります。

両生類が7点、クモ類が4点、哺乳類が2点です。このマスを選んだのは緑のプレイヤーの昆虫類なのですが得点はもらえませんでした。

哺乳類が点をもらえたのは、先ほどの「生存競争」で緑の種のコマを1個減らしたことがここで得点になりましたね。

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得点の結果はこれです。

それぞれの種族に得点が入っていますね。これが「勝利ポイント」です。ゲームの勝敗はこの「勝利ポイント」で決まります。昆虫類には1点入っていますが、これは先ほど氷河化で貰ったボーナスポイントの1点です。

このサバンナでは得点がもらえませんでしたが、ここを選んだのにはわけがあるのです。

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「優勢」のアクションでは、この勝利ポイントの得点計算が終わると、「優勢カード」というカードを引くことが出来ます。優勢カードは5枚表示されていて好きなものを1枚選んでプレイできます。

このカードを使えるのは勝利ポイントを獲得したマスの「優占種」のプレイヤーが使用できます。

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勝利ポイントは貰えませんでしたが、あのサバンナでは昆虫類が優占種でしたから優勢カードを使うことが出来ます。このカード、非常に強力なカードばかりです。

例えばこの「知性」というカードは、「自分と自分より食物連鎖で上にいる種族はコマを1つ追加できる」というものです。

アクションを3つしか選べないところで、1人だけ4つだったらそれだけで強いでしょう。こんなカードがゴロゴロしています。しかしカードを使うためには「優占種」になっておかないといけないのです。

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ここで「実行フェイズ」は終わり「リセットフェイズ」になります。

まず「リセットフェイズ」の「絶滅」では地域上の「絶滅危惧種」の種のコマがすべて取り除かれてしまいます。

先ほどのサバンナにも絶滅危惧種がありましたね。2つ絶滅危惧種があったので1つの種のコマが消えています。実は哺乳類は特別な能力として絶滅危惧種のうち1つだけを救うことが出来ます。なのでサバンナのほうは残っているというわけです。

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次は「サバイバル」です。

氷河化したツンドラ地域に最も多くの種のキューブを置いてあるプレイヤーは、置いてあるツンドラ地域の数に応じてボーナスポイントを獲得できます。ここではツンドラに1つの種のコマが置いてあるので、ボーナスポイントは1ポイントになります。

サバイバルでボーナスポイントを得たプレイヤーにはペンギンのマークがつきます。

ここまでがリセットフェイズです。これは自動的にすべてプレイされます。

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そしてまた「計画フェイズ」からスタートし、順番に置いていきます。

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途中でいくつか飛ばしたアクションがあります。

これは「退化」というアクションです。最初の「環境適応」のアクションで3つのエレメントを選んで1つ残りましたね。リセットフェイズでは、このとき残ったエレメントは1つ下に移動します。

ここが「退化」というアクションです。

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もし「実行フェイズ」の時に退化の場所にエレメントがあると、そのエレメントを持つ種族は持っているエレメントが退化して無くなってしまいます。

退化の場所に肉エレメントがあった場合、実行されたと同時に環境適応で追加した肉エレメントが消えてしまいます。ここに計画アクションでコマを置けば、退化する前にエレメントを除外し退化を防ぐことができるのです。

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「荒廃」というアクションも同じです。上にあるのは「豊潤」です。

豊潤は地域にエレメントを追加できるアクションでしたね。そのエレメントが残った場合、残ったエレメントは1つ下に移動し、「荒廃対象」のエレメントに変わります。ここにコマを置けば荒廃を防ぐことができます。

Dominant Species272

 

タップして「荒廃対象」から取り除くエレメントを選択します。今回は水エレメントが2個もあるので1個除外しても意味はありませんでした。

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「荒廃」アクションが実行されると、地球上のツンドラ地域にあるエレメントから対象のエレメントが取り除かれてしまいます。ここでいえば水のエレメントが無くなってしまいましたね。環境が変わってしまったのです。

荒廃では対象エレメントがツンドラ地域から除外されます。

ちなみに下の肉エレメントも無くなっていますが、ツンドラ地域3つに囲まれたエレメントはその場で消えてしまいます。

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「枯渇」というアクションです。

これは「荒廃」アクションでさらにエレメントが下に移動します。

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「枯渇」のアクションでコマを置くと、今度は逆に選択したエレメントと同じエレメントを地球上から1つ選び除外することが出来ます。枯渇を防ぐのではなく、枯渇させるアクションとなります。

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この「計画フェイズ」「実行フェイズ」「リセットフェイズ」を繰り返して勝利ポイントを稼ぎます。

最後の「優勢」アクションのところで使用する、優勢カードの最後に「氷河期」というカードが出てきます。これがゲーム終了の合図です。氷河期がプレイされたらそのターンをプレイしてゲームは終了です。

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最後に勝利ポイントの計算が行われ、最終的に最も多くの勝利ポイントを獲得したプレイヤーが勝者となります。

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画面の左上にあるアイコンから現在並んでいる優勢カードの種類、並んでいる地域タイルの種類、ボーナスポイントや食物連鎖の表、地域別の得点表がいつでも確認できます。

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オプションではラインダムで種族を決めたり、2人3人用の特殊ルールなど設定することが出来ます。

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種族の1つとなって、厳しい氷河期の時代を生き残りこの星の覇権を獲得していきましょう!

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以下、優勢カードの訳です。

 

・水棲/Aquatic

SEAかWETLANDの地域を選んで好きなエレメントを1つ置く。その地域に自分の種のコマを4個まで置くことが出来る。

・生物多様性/Biodiversity

自分の種のコマと相手の種のコマがある地域1つにつき、1勝利ポイントを獲得する。

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・バイオマス/Biomass

その地域の種のコマがエレメントよりも多かった場合、好きなプレイヤーの種のコマを1つ除外できる。

・虫害/Blight

地域を1つ選ぶ。その地域でエレメントを1つ残しそれ以外をすべて除外する。

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・カタストロフィー/Catastrophe

地域を1つ選ぶ。選んだ地域の種のコマはすべて1個になる。その地域に接している地域からは1つずつ種のコマを除外する。

大寒波/Cold Snap

自分以外の全てのプレイヤーはそれぞれのツンドラ地域から種のコマ1つずつ除外する。

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・病害/Disease

自分よりも多くの適応エレメントを持つ全ての種族は、適応エレメントを1つ失う。

・環境多様性/Ecodiversity

地球上に自分の適応エレメントと同じエレメントがあれば1つにつき1勝利ポイントを獲得する。

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・進化/Evolution

対戦プレイヤーを2人選び、その相手が地域上に置いている種のコマそれぞれ1個ずつを自分のものと交換できる。

・多産/Fecundity

自分の種のコマがある全ての地域に、種のコマ1個を追加して配置することが出来る。

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・繁殖/Fertile

1つ以上の種のコマが置いてある地域を選ぶ。そこにある種族全ては種のコマ1つにつき1勝利ポイントを獲得する。

・生息地/Habitat

好きなエレメントを1つを地域に追加する。

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・冬眠/Hibernation

いままでに除外された自分の種のコマを、どれか1つの地域に5つまで置くことが出来る。置いた種のコマは絶滅しない。

・氷河期/Ice Age

全ての種族は、優占種となっている地域の数分のボーナスポイントを獲得する。

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・氷床/Ice Sheet

すぐに氷河化アクションをプレイする。

・外来種/Immigrants

全てのプレイヤーは次の3つのうち1つを選択しプレイする。「自分の適応エレメントを1つ失う」「コマを1つ失う」「全ての地域タイルから種のコマ1つを残して除外する」

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・本能/Instinct

使えるコマがあれば、空いている目の玉のマスに置くことが出来る。

・知性/Intelligence

自分の種族と、食物連鎖で自分よりも上位にいる種族はコマを1つ追加する。

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・大量脱出/Mass Exodus

地域を1つ選ぶ。そこにあるすべての種のコマは隣接する地域に移動する。

・メタモルフォーシス/Metamorphosis

自分の適応エレメントを1つ、好きなものに変更できる。

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・ニッチバイオム/Niche Biomes

自分より多くの勝利ポイントを獲得している全ての種族は、直前に地域で獲得した1位の勝利ポイント分の得点を失う。

・夜行性/Nocturnal

イニシアティブの順番が1つ上がる。

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・雑食/Omnivore

コマを1つ追加する。

・寄生/Parasitism

自分の種族と、食物連鎖で自分よりも下位にいる種族はコマを1つ追加する。

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・プレデター/Predator

自分の種のコマが置いてあるすべての地域で、対戦相手1人の種のコマ1つを除外することが出来る。

・共生/Symbiotic

自分と自分より少ない適応エレメントの種族は、ランダムで適応エレメントを獲得する。

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種族の1つとなって地球の覇権を争うボードゲームです。「昆虫類」「クモ類」「両生類」「鳥類」「爬虫類」「哺乳類」のうちから1つを選び、その種族となって他の種族と生き残りをかけて戦います。自分の種族を地球の環境に適応できるように進化させ、地球の環境を変えたり、新たな土地を探したり、他種族を蹴落としたりして生き残っていきます。氷河期が地球上にやってきたらそこでゲームが終了します。そのとき最も多くの勝利ポイントを獲得していたプレイヤーが勝者となります。

 

まとめ。

 

ゲームの目的

・勝利ポイントを獲得する

 

自分の番では

・コマの数だけアクションを選択し実行する

 

ゲームは「計画フェイズ」「実行フェイズ」「リセットフェイズ」が1つの流れになっていて、これをゲーム終了まで繰り返していきます。基本的に「実行フェイズ」がプレイの中心になるわけですが、それを実行するための予約みたいなのが「計画フェイズ」となります。

例えば「畑をたがやしたい」というとき、「じゃあクワが3本あるけど誰が使う?」というのが「計画フェイズ」です。クワは3本なので早い者勝ち、それ以外の人は畑を耕すことは出来ないということです。

しかし畑を耕せなかったから不利になるのかというとそういうことでもなく、そのときは耕しは後回しにして「草取り」でもしておけばいいので、どれを先にプレイしているかというのはゲーム中において決定的に不利になるというわけではありません。

 

各アクションについては大体上に書いた通りです。1つ1つのアクションはそんなに難しいものはないのですが、とにかく数が多いので頭がパンクしそうになりますね。

種族同士の争いなのでそれなりのアクション名がついていますが、一応は

 

・イニシアティブ(順番決め)

・環境適応/退化(種族のレベルアップダウン)

・豊潤/荒廃/枯渇(環境のレベルアップダウン)

・種形成/移住(コマの再配置)

・生存競争(他種族攻撃)

・氷河化/放浪(エリア変更/拡大)

・優勢(得点)

 

こんな感じです。そこにエレメントや適応能力も加わって微妙に変化していくという風になっています。

 

ゲームの勝敗は覇権を握ることではなく、最終的に「勝利ポイント」を獲得していることです。このゲームの最大のポイントはここにあります。得点を取るためにいろいろと細かく強化したり積み上げていくのが大変、という意味ではありません。

このゲーム、得点を自分からちゃんと取りに行かないといけないのです。

 

上のアクションで種族のレベルアップダウン、環境のレベルアップダウンをしたところで得点なんか入りません。しかも得点は地球の地域からまんべんなく獲得できるわけではないのです。

下の3つ「氷河化/放浪/優勢」で得点が入ります。「氷河化/放浪」はボーナスポイントが入るだけですが、「優勢」では指定した地域の得点が入ります。

「指定した地域」なので「指定されない地域」では得点なんかこれっぽっちも入ってきません。もちろんコマの置き方でおこぼれの得点が入ってくることもありますが、ちゃんと自分で有利な地域で、まさしく「優占種/ドミナント・スピーシーズ」となって、そこから得点を稼いでいく、というアクションをしないとダメなのです。

 

さらにこの「優勢」のアクションでは「優勢カード」というのが使えます。ゲームの終了条件は「氷河期カード」を使用さえるとゲーム終了となるのですが、この氷河期カードはなんと優勢カードの最後に入っています。つまり優勢カードはゲーム中にほぼすべて使用されると思っていいでしょう。

それでこの優勢カード、バカみたいに強いです。なので一生懸命積み上げていったとしても、それが土台からごっそりとひっくり返されたりするのです。ですから安泰という状態は無くゲームの展開が非常にドラマチックに変わります。

しかも氷河化したツンドラ地域はどんどん広がって不毛の地になっていくので、一カ所の地域で頑張ってもあまり意味がありません。

 

新しい地域を見つけてはそこで生存競争を繰り返し、最後に得点をかっさらっていく。

コツコツと積み上げて覇権を握るというよりは、刻々と変わる地形・環境に対して臨機応変に対応して生き延びていけるか、というのがこのゲームの面白いところではないかと思います。

実際、カード・地域タイルのランダム性などはありますが、それ以外は公開情報なのでち密に計算すれば勝てるのでしょうが、いま書いた通りドラマチックに展開が変わるし、さらにいくつの得点が取れるのかというのがなかなかつかみづらく予測も立てにくいので難しいです。

 

種族に関しては食物連鎖とプレイ順以外にはそんなに優劣はないですが、特徴として

 

・昆虫類(種形成で好きな地域に種のコマを1個置ける)

・クモ類(生存競争で好きな種のコマを1個除外できる)

・両生類(適応エレメントが水3つ)

・鳥類(移住で2マス移動できる)

・爬虫類(退化でエレメントを1つ除外できる)

・哺乳類(絶滅危惧種を1つ救うことができる)

 

こんな感じになっています。こういったことや選択するアクションの内容などは、ほとんどアクション選択の場所にちゃんと書いてあってわかるようになっていますので、プレイでそれほど悩むことはないと思います。

唯一、言語に依存する場所として優勢カードがありますがこれも大して難しい内容ではないのでしばらく遊んで流れさえつかめばほとんど支障なくプレイできると思います。

 

グラフィックはイマイチですね。悪くはないですが、なんかとりあえず遊べるようにしましたという感じです。BGMはありませんが、効果音は少しだけあります。操作自体はドラッグするという動きは無く、ほとんどタップだけで進みます。ただ入力待ちの時にどこをタップすればいいのはすぐにわからなかったりして(一応下にINFOは出ます)、そこはやりにくいですね。

ただ全ての行動、得点計算は自動化されているので遊びやすくはなっています。

 

ゲームはAI対戦と本体を持ち替えての対戦が可能です。ローカルネットワーク対戦は可能ですが、オンラインはありません。ゲームは保存がないので1回1回最初からプレイしなければいけません。

2人用3人用、ショートゲーム用のオプションがついているので、軽く楽しむこともできます。

 

難点。グラフィックが雑ですね。操作も直感的なナビがないので流れをつかむまではちょっと厳しいでしょう。

とてもよく再現できていると思うのですが、何もボードゲームをそのまま再現する必要はないと思うのですけども。種のコマだって四角いコマである必要はないのだし、なにかもうちょっと演出的なものが欲しかったですね。あと選択のアンドゥがあったらもっと良かったかなと思います。

このくらいのゲームでさすがにオンラインは厳しいと思うので、なるべく強いAIを用意してほしいものです。

 

種族の1つとなって地球の覇権を争うボードゲームです。おすすめ。

 

 

     

    Dominant-Species100

    ボードゲーム / 対戦思考ゲーム / ストラテジー / おすすめ
    価格 / ¥600
    カテゴリ / ゲーム
    バージョン / 1.0
    開発 / GMT Games LLC

    iPad 互換 iOS 4.3 以降が必要

     

    Dominant Species for iPad
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