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Le Havre The Harbor01

 

■ Le Havre (The Harbor)
港にやって来る資材を集め加工しお金を稼いでいくボードゲーム。ゲーム終了時に最も多くの資産を獲得したプレイヤーが勝ち。

 

港にやって来る資材を集め加工しお金を稼いでいくボードゲームです。港にやってくる資材を集め、いろんな建物で別のものに加工していきます。レンガ工場では粘土を加工しレンガを作ったり、製鋼所では鉄を鉄鋼にすることもできます。作業を続けるには従業員たちの食料も用意しなければいけません。製パン所で麦からパンを作り、食肉処理場では牛から牛肉と毛皮を手に入れます。加工したものを利用して、また新たな建物や豪華客船などを建設していきます。建物にはそれぞれ価値があってたくさん建てれば自分の資産が増えていきます。そしてゲーム終了時にもっと多くの資産を獲得したプレイヤーが勝者です。

 

デザイナーは「Bohnanza」の「Uwe Rosenberg/ウヴェ・ローゼンベルグ」。独特な手順のゲームが多く、そしてプレイしていると楽しくなってくるようなものが多いです。この「ル・アーブル」も見た目よりもシンプルで遊びやすく、かつ戦略的にもなかなか深いゲームです。

 

そんな「Le Havre/ル・アーブル」のiPhone / iPod touch / iPad版です。

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これはフランスの港町「ル・アーブル」で、港にやってくるさまざま商品を加工しお金を稼いでいくゲームです。

 

自分の番ですることは

 

・資材を取る

・建物を利用する

 

この2つのどちらかです。

プレイ自体はとても単純で、内容も難しいことはほとんどありません。操作もタップするのみ、おそらく1回やればほとんど頭に入ると思います。ただ提示される情報が非常に多いので、その部分で混乱することはあるかと思います。

 

ゲーム画面の構成はこうなっています。下がプレイヤーの画面です。左にある赤いのが自分の「船」になります。中央が「建設計画地」です。右にはラウンドを示す「ラウンドカード」が置いてあります。

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真ん中にあるのが「供給タイル」です。これは7枚あります。その下が「供給スペース」です。建設計画地の左にあるのが「特別な建物」の山札、右が「公共の建物」になります。

今回は3人でプレイしてみました。

Le Havre The Harbor13

 

ゲームが始まるとまず1番左側の「供給タイル」の上にスタートプレイヤーの船が乗ります。真ん中下に表示されているのが現在のプレイヤーになります。

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「供給タイル」の上にはマークが2つ描かれています。

これは「資材」を表すマークです。供給タイルの部分の下に「供給スペース」が並んでいます。ここは「資材置き場」となっています。それぞれ1種類ずつの「資材」が置いてあり、右上はその資材の個数になります。

ここでいえば「Fish(魚)」は「3個」、「Wood(材木)」は「2個」、「Clay(粘土)」は「1個」ということです。1つの供給スペースには資材は1種類しか乗りません。魚と材木が混ざるということはありません。

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「供給タイル」に「船」が乗ると、その供給タイルに描かれたマークの「資材」が「供給スペース」に追加されます。この場合は「魚」と「Grain(麦)」が描いてあるので、魚と麦が1つずつそれぞれの供給スペースに追加されます。

この部分はすべて自動でやってくれるのでプレイする必要はありません。

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さて、自分の番ですることは「資材を取る」か「建物を利用する」かでしたね。

まずは資材を取ってみましょう。

供給スペースの「Wood(材木)」の部分に「材木」が2つ乗っています。この材木の部分をタップしてみます。

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タップするとこの材木の供給スペースにある材木をすべて取ることが出来ます。

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下にあるのは自分の所持する資材の保管庫みたいなものです。ここに獲得した資材が追加されていきます。

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供給スペースにある「資材」を取るときは、1つの供給スペースに乗っている資材をすべて取ります。1つだけとか、別の資材を1つずつという取りかたはできません。

ここでは「Wood(材木)」の供給スペースにあった材木「2個」を取りました。自分の資材置き場には材木が2個追加されました。

これが「資材を取る」というプレイです。

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自分の番では「資材を取る」か「建物を利用する」の「どちらかひとつ」ですので、これで自分の番は終わりです。簡単ですね。

終わったら左上にあるチェックマークをタップして自分の順番を終わりにします。

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次は違うプレイヤーの番です。今度は供給タイルの1つ前に、次のプレイヤーの船が置かれます。

乗った供給タイルにまた違った資材が2個描かれていますので、この資材が供給スペースに追加されます。

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緑のプレイヤーはどうやら建物を購入したようですよ。

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他の2人のプレイヤーの番が終わって、また自分の番になりました。

自分の番になったら「船」は、最初にいた供給タイルから、他のプレイヤーが乗った供給タイルのさらに前に移動します。

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乗った供給タイルには「Fish(魚)」と「Clay(粘土)」が描かれていますので、この2個が供給スペースに追加されます。誰も資材を取らなければ、供給スペースにある資材はどんどん増えていきます。

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自分の番が終われば次は黄色いプレイヤーがその前の供給タイルに移動します。馬跳びみたいな感じですね。どんどん船は右に向かって進んでいくわけです。

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さてここで自分の番で「建物」を建ててみましょう。

画面の中央に「建設計画地」があります。ここにはカードが3列になって並んでいます。

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右側にあるのは「公共の建物」です。これは誰の持ち物でもありません。建物はオープンになって並んでいます。

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建設出来る建物は「建設計画地」にある3列のそれぞれ1番上にある3枚だけです。

そのなかのこの「Marketplace(中央市場)」を建てたいのですが、このままではまだ建てることはできません。カードをタップすると中央市場の建物カードがズームで表示されます。

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「建物カード」はこんな風になっています。左上が「建設費」、右上が「使用料」です。真ん中が「建物名」で、建物名の左がこの建物の「価値」、右が「建物の種類」になっています。

中央に描かれているのはこの建物を利用したときにできる「アクション」です。

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「公共の建物」にある「Building Firm(工務店)」をタップしてみます。カードの横に「Use」というアイコンが出ていますね。

これをタップすると「その建物を利用する」ことが出来ます。利用するとその建物で決められた「アクション」をプレイすることが出来ます。

ただしその建物を利用するには右上の「使用料」を支払わなければいけません。

これが自分の番で出来るもうひとつのプレイ、「建物のアクションを使用する」です。

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ここで他のプレイヤーのステータスを見てみましょう。左下の「緑のプレイヤー」のところをタップします。

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そうすると右上にそのプレイヤーのステータスが表示されます。緑のプレイヤーは建物を持っていますね。最初の時「建物を買ったみたいですよ」というあの時の建物です。

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実は「建物のアクションを使用する」というプレイでは、誰の持ち物の建物でも使用することが出来るのです。先ほどの「公共の建物」の「Building Firm(工務店)」では使用料が発生していましたが、こちらの工務店は使用料はタダみたいです。しかも「アクション」は同じです。これは利用しない手はありません。

その建物を利用するときは建物の横の「Use」をタップします。

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建物を利用すると、自分の色のコマがその建物カードに置かれます。これで建物を利用したことになり、その建物のアクションを実行できます。

「Building Firm(工務店)」の「アクション」は「建設計画地にある建物を1つ建設できる(ただし1番上の建物カードだけ)」です。

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「建設計画地」のカードを見てみると、「Marketplace(中央市場)」の色が明るくなりましたね。明るいカードは建設できる建物を示しています。また中央市場のカードをタップしてみましょう。

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今度は「Marketplace(中央市場)」のカードの横に「Build」というアイコンが出ていますね。これをタップするとようやく建物の建設が出来ます。

建物を建てるにはカードの左上に書かれている「建設費」を支払わなければいけません。「Marketplace(中央市場)」を建てるには「木材2個」が必要です。先ほど「木材の供給スペース」から「木材2個」を獲得しましたね。建設費は足りています。

右側の「Build」をタップしてみましょう。

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建物を建設するとその建物カードが自分の手元に置かれます。「建設計画地」のカードは1枚減り、今度はその下の「Sawmill(製材所)」を建設できるようになります。

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これで自分の番は終了です。

今回は「建物を利用する」をプレイし、緑のプレイヤーの所持する「Building Firm(工務店)」を利用し、工務店のアクション「建物を1つ建設する」をプレイ、そして「建設予定地」にあった「Marketplace(中央市場)」を建設した、ということになります。

公共の建物でも他のプレイヤーの所有する建物でも、自由に利用できるというところがポイントです。

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「建物」は建設するだけではなく、お金で購入することもできます。建物カードにはそれぞれ「価値」が設定されています。この「Building Firm(工務店)」の価値(価格)は「6」です。

自分の下のステータスにある金貨が「所持金」です。「5」となっていますね。単位は「フラン」です。「1フラン」足りません。

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お金である「フラン」はこれも同じく「供給スペース」から手に入れることが出来ます。1番左にありますからタップしてみましょう。

これは「資材を取る」というプレイです。

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供給スペースにあったお金は「1フラン」、所持金は「5フラン」で合計「6フラン」になりました。

「Building Firm(工務店)」の横に「Buy」というアイコンが出ましたね。これをタップするとこの建物を購入することが出来ます。タップしてみましょう。

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獲得した工務店は「公共の建物」の場所から手元に移りました。自分の建物は自分のスペースに重なって表示されていきます。建物の購入は自分の番で好きなようにプレイできます。

このように自分の番が来たら「供給スペースにある資材を取る」か、または誰かの「建物を利用する」のどちらかをプレイしていきます。

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さあ、そうこうするうちに7枚の「供給タイル」がオープンになり、右端まで「船」が到達しました。

この1番右の「供給タイル」に船が来たら「1ラウンド終了」になります。

そしてラウンドが終了したらここで「食事タイム」がやってきます。全プレイヤーは働いてくれた自分の作業員たちに「食糧を提供」しなければいけません。

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現在の「ラウンド数」は右側にある「ラウンドカード」に書かれています。ゲーム終了まで18ラウンド、現在1ラウンド目ということです。

そのラウンドカードの上に鍋のようなマークがついています。

これがこのラウンドで「必要な食糧の数」になります。ここでは食料が「2」必要ということですね。

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自分の手元を見てみましょう。鍋のようなマークがありますね。これが自分の「所持食糧数」です。なんと「ゼロ」です。

ラウンドの最後にやってくる「食事タイム」での「食料の支払い」は絶対です。

しかし食糧はありません。払えない場合はどうするのでしょう?

「借金」するんです。

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「借金」をすると自分の場所の上に「借用書」が表示されます。そして「4フラン」もらえます。

「借用書1枚」で「4フラン」を獲得するのです。

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借金して「4フラン」貰ったら「食糧の支払い」を行います。上に表示されているのが必要食糧数(2個)です。

「食糧1」はお金の「1フラン」で代用できますので、お金の右にある矢印をタップして支払いをします。

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必要食糧数は「2個」、借金して「4フラン」獲得し、2個の食料の代金「2フラン」を支払ったということになります。

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これで1ラウンド終了です。ラウンドが終了したら、また供給タイルの1番左に「船」が乗り、そこから2ラウンド目がスタートします。

最後の供給タイルに誰かの船が乗ったらラウンドが終了しますので、何人でプレイしても「1ラウンドは7回」のプレイで終わります。

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2ラウンドになったらラウンドカードは1枚めくられ、裏返して上に置かれます。

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さて「食糧の支払いがちゃんと出来てよかったよかった」など安心してはいけません。供給タイルの中に1枚「Interst」と書かれた「利息タイル」があります。ここに誰かの船が止まったら、「借用書」を持っているプレイヤーは「利息」を「1フラン」支払わなければいけないのです。

ちょうど1つ前までは「2フラン」持っていました。現在の所持金は「2フラン」、これは利息を払い終わった状況です。

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実はこの前のプレイで、緑のプレイヤーが先ほど建てた自分の「Marketplace(中央市場)」を利用してくれました。緑のコマが乗っていますね。

「Marketplace(中央市場)」の使用料は「食糧2個」か「1フラン」です。他の持ち主の建物を利用するときはその持ち主に使用料を支払います。つまりこの前のプレイで緑のプレイヤーは1フランの使用料を支払ったのです。

「借用書」の利息は「1フラン」なので、儲けた1フランが利息で飛んでいってしまったということになりますね。

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めくったラウンドカードは「船カード」になって右側に次々と並んでいきます。この「船」も自分の番で建造することが出来ます。

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しかしこの船は工務店ではなく「Wharf(造船所)」を利用して建造しなければいけません。

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「建設計画地」のカードを山をタップすると、建物カードの並びを見ることが出来ます。

「建設計画地」の建物は1番上にある3枚の建設カードしか建てることはできないので、山の並びの左から順番に建てていくことになります。

「Wharf(造船所)」は真ん中あたりにあります。ということは「今回はゲームの中盤あたりから船を建設することができそうだ」という予測ができます。この建物カードの並びはいつでも確認することが出来ます。

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現在の自分の船は「供給タイル」のこの場所にあります。馬跳びみたいに船は進んでいきますので、この2ラウンド目ではあと1回プレイすることが出来そうです。

現在食料は「ゼロ」です。1番右の供給タイルまで行ったら「食事タイム」で「食糧2個の支払い」が待っていますので、ここかその次の番で食糧を手に入れておいたほうがいいでしょう。

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そこで「資材を取る」で供給スペースにある「Fish(魚)3個」を取ってみます。

すると手持ちの食糧数が「3個」になりましたね。

実は「資材」の中の「魚」は食糧として使うことが出来ます。手に入れればそのまま食料として食べることが出来るのです。食糧として使える「資材」は資材に小さく食糧のアイコンが描かれています。

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食糧として使える資材はほかにあります。それは「牛」や「麦」です。しかし「牛」や「麦」は食糧にするには加工をしなければいけないのです。

「牛」は「Abattoir(食肉処理場)」で加工をし「牛肉」にして初めて食料として利用できます。

「麦」は「Bakehouse(製パン所)」で加工をし「パン」にしてそこで食料として利用できます。

「牛」や「麦」には食糧マークはついていませんが、加工した後の資材には食糧マークがついていますね。「魚」は加工しなくても生で食べられますのですぐに食糧にできます。

つまりラウンドが終わるまでに、やってくる「食事タイム」のためにこのように資材を加工し必要な食糧を確保しなければいけないのです。

当然こういう建物はみんなが利用したがるので、その持ち主は儲かるというわけです。

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「資材」の「供給スペース」にこの「Cattle(牛)」もあります。「Cattle」は肉牛のことですね。

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これをタップして「資材」の「牛」を取ってみましょう。供給スペースにいた牛2頭が自分の手元にきました。

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ここで1番右端の供給タイルまで進んだので「食事タイム」です。「食糧の支払い」が行われます。先ほど取っておいた左上の「魚」で支払うことにしましょう。

よく見ると「牛」が「3頭」になっていますね。実はラウンドが終わったとき(右端の供給タイルまで進んだとき)、「牛」を「2頭以上」持っているとそこで「繁殖」がおきます。2頭の牛の間に仔牛が生まれるんですね。2頭以上持っていればラウンドが終わるたびにずっと増えていきます。

この繁殖では「麦」も1つ持っているともう1つ増えます。「麦」と「牛」はラウンド終了時に増えていきます。

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また食料が無くなってしまいました。

牛が増え始めたので「Abattoir(食肉処理場)」を建ててお肉天国を作る予定でしたが、先に他のプレイヤーに建てられたしまったので、仕方ないのでその食肉処理場を使用して手元の「牛」を加工、食料を作ることにします。

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手元の「牛」は「4頭」です。とりあえず「2頭」だけ加工することにします。

「Abattoir(食肉処理場)」で牛を加工すると「牛肉」と「毛皮」が出来ます。当然食肉処理場を利用するにはその建物の使用料を、持ち主の緑のプレイヤーに支払わなければいけません。

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加工後です。「牛」が「2頭」減り、「牛肉」が「2個」、毛皮が「1枚」できました。毛皮は2頭から1枚取れます。

そして食糧は「6」になっています。実は「牛肉」というのは「1個で3個分の食料」と換算されるので非常にお得なのです。

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さて「借用書」も「2枚」になり、厳しくなってきました。毎回利息を払うのは意外とキツいのです。また「借用書」を持っていると最後に資産を減らされてしまいます。

何とかこの借用書を返済しなければいけません。ちょうど供給スペースに「5フラン」たまっているのでこれを取ることにしましょう。

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「利息タイル」に乗ったので「1フラン」の利息を支払って現在所持金は「6フラン」です。

「借用書」は「5フラン」を支払うことで1枚返済することが出来ます。返済するときは「5フラン以上」持った状態で借用書をタップします。

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これで「借用書」が1枚返済完了です。

「借用書」は借りると「4フラン」貰えます。返すには「5フラン」必要です。持ち続けると毎ラウンド「1フラン」の利子を支払い続けます。

建物の中には「Local Court(簡易裁判所)」があって、それのアクションを利用すると借用書を破棄してしまうこともできます。

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さて今度は手元の「麦」が増えてきました。今度は自分で建てた「Bakehouse(製パン所)」で加工をし「麦」を「パン」にして食料を増やしていきましょう。

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自分の建物を利用するときは「使用料」はかかりません。手持ちの「麦」は「6個」です。「4個」の「麦」を加工し「パン」を作ります。

しかしこの製パン所のアクションには電球のマークがついていますね。

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これは「エネルギー」です。「麦」を「パン」に加工するためには「エネルギー」が必要なのです。エネルギーは「木材」や「石炭」といったもので支払います。

パンは1個加工するたび「0.5エネルギー」が必要ですので、4個で「2エネルギー」支払うことになります。

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加工後です。

「6個」の「麦」のうち、「4個」を「製パン所」で加工しました。「4個」の「パン」が出来、「麦1個」につき「0.5フラン」入ってくるので合計「2フラン」獲得しました。

4個加工するのに「2エネルギー」が必要だったので「木材2個」を支払いました。

「パン」は1個で「食糧2個」と換算されるので「4個」で「食糧8個」です。鍋の横にある電球マークが所持エネルギーです。加工に「2エネルギー」を使用したので「残り3エネルギー(石炭1個)」です。

「エネルギー」として使用できる「資材」には左下に電球のマークがついています。

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さて、徐々に資材も集まりつつあるので、ここで「船」の建築に取り掛かりましょう。

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「Wharf(造船所)」は他のプレイヤーが建てましたのでまたこれを使用させてもらいましょう。「Use」をタップし使用することで、「造船所」のアクション「船の建造」をすることができます。

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「Wharf(造船所)」は他のプレイヤーのものですから、まず「使用料」を支払います。右上にあるのは「食糧2個」のマークです。つまり使用料は「食糧2個」ということですね。「魚」や「牛肉」などを利用して支払います。

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使用料を払ってから「船」をタップしてみると右側に「Build」というマークが出てきます。

「Wooden Ship(木造の船)」の「建設費」は「材木5個」と「3エネルギー」です。材木をたくさん溜め込んだのでバッチリです。

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「Build」をタップしたら、今度は材木を5個使ってエネルギー3を支払います。

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これで「船」を建造することが出来ました。建造した「船」は手元に表示されます。

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船を建てると、毎ラウンドやってきた「食事タイム」の支払いが軽減されます。

現在は「7ラウンド目」です。現在の食糧の支払いは「6」になっています。キツいですね。

ところが船を建造したので支払数が「3」減って、「3個の食料」で済んでいます。この「3個減」というのはもうとても大きいんですよ。

船はそれだけで資産として計算することもできますが、毎ラウンドの食料数の軽減が便利です。

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ラウンドカードはそのラウンドが終わるとめくられて、右の船カードになります。

ラウンドカードの下に書いてあるのは、次にめくられて出てくる船の内容です。見てください、18ラウンドでは15個も食糧の支払いをしなければいけません。

カードに建物の絵が描かれている場合は、そのラウンドが終わると「建設計画地」の建物が「公共の建物」に移動して使えるようになります。イカリのマークがついている場合は、左にある「特殊な建物」カードの山から1枚建物カードがめくられて「公共の建物」に追加されます。

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あとはこれを毎ラウンド繰り返していきます。資材を取ったり建物を利用して加工したりして食糧を確保、建物を購入していきます。

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そして最後の18ラウンド目が来たらそこでゲームが終了です。

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ゲームが終了したとき、自分が所有する「建物の価値」と「所持金」の合計が1番高い人が勝者になります。

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このゲームはGameCenterを利用してオンライン対戦することも出来ます。

対戦人数を設定して右上のチェックをタップするとマッチングが行われゲームがスタートします。

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対戦中に吹き出しマークをタップすればメッセージを送ることもできます。非同期対戦なのでプレイした後アプリを閉じれば、相手のプレイが終わったあとプッシュ通知で教えてくれます。

メニュー内の矢印をタップすると「アンドゥ」で自分のプレイをやり直すこともできます。

Le Havre The Harbor166

 

iPad版のほうでは最初のゲーム設定をするときに、矢印をタップしてプレイする画面の向きを決めることが出来ます。

座る場所によって向きを決めておけば自動的に画面の上下を入れ替えてくれるので、iPadをテーブルに置いたまま動かさず向かい合ってプレイすることが可能です。

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港町「ル・アーブル」で、資材を集め加工し、いろんな建物を建ててそれを使用しながらたくさんのお金と資産を集めていきましょう!

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まとめ。

 

ゲームの目的。

「建物」を建ててたくさんのお金を稼ぐこと

 

ゲームはラウンドを重ねて進んでいく。1つのラウンドは7回のプレイで終了する。

 

自分の番ですること。

・「資材」を「供給スペース」から取る

・「建物」を使用してその建物のアクションをプレイする

 

この2つのうちどちらか1つをプレイする。

全てのラウンドが終わったとき、各建物の価値、所持金の合計が1番高いプレイヤーが勝者。

 

補足。

・プレイは「資材獲得」と「建物アクション」のどちらか1つだけだが、建物の購入、また売却、借用書の返済は自分の番の時に何回でも可能であればプレイできる。

・ゲームにはフルゲームとショートゲームの2種類があり、最初の供給スペースの資材の数、手持ちの資材、所持金の数、建設計画地の建物の順番、特別な建物の有無、ラウンド数などが変わる。またプレイ人数によってもこれらは変わり、ラウンド数やアクションの効果まで変わってくる。

・借用書を何枚持っていても利息タイルでは「1フラン」のみの利息を支払う。

・建物の売却金額は価値の半値。

・建物アクションは同じ建物を連続してプレイすることはできない。例えば食肉処理場を使用したら次は必ず別の建物を利用しなければならない。

・建物は定員1名。

・ラウンド終了時は麦を1個以上持っていたら1個麦を追加、牛は2頭以上持っていたら1頭追加。「No Harvest」と書かれてる場合は追加はなし。

・ラウンドカードをめくったときに追加される建設計画地の建物は右上の数字が1番小さい数の建物。

・最終ラウンド終了時には、最後に1回ずつ資材を取るか、建物のアクションをプレイできる。

・最終計算では資材をいくら持っていても点にならない。

 

こんなところでしょうか。

非常に情報量が多く複雑な感じに見えますが、実はとても簡単なゲームです。プレイした感じは「Caylus」がよく似ていますが、ゲームの理解度からすればこちらの方が遊びやすいのではないかと思います。

 

理由としては、まず自分の番ですることが単純です。自分の番が来てやることは「資材を取る」か「アクションするか」のどちらかです。2つに1つ、それだけです。Caylusも建物に従業員を置いてアクションをしていくゲームですが、自分の番で何人かの従業員を置いていきました。Le Havreの場合、従業員となるのは1人だけですのでそこも非常に単純です。

 

資材を取るのはともかく、「建物アクション」に関しては非常にたくさんの建物があってそれぞれでアクションが違うので複雑ですね。しかし、それぞれのアクションが理にかなっているものが多いのでこれが結構わかりやすいのです。

例えばCaylusのように「公園を使うと木材2個と食糧1個を獲得する」というのではなく、「食肉処理場で牛を加工し牛肉と毛皮を作る」って、なんかアクションがイメージしやすいじゃないですか。またほとんどの建物はイラストでアクションが表示されているので全部覚える必要もないですし、建物カードが重なったりしているところでも建物カードの名前の色を見ればすぐにわかるようになっています。

 

そしてLe Havreの面白いのは「資材を加工する」というところですね。これがとても面白いんです。

資材は供給スペースから取ってくるわけですが、これはそのままじゃほとんど役に立ちません。資材をいろんな建物を使って加工をして初めて役に立っていきます。例えば「粘土」は加工して「レンガ」になりますし、「石炭」は加工すると「コークス」になります。「毛皮」は加工して「なめし革」になっていきます。加工することでより有効なものに変化していくんですね。

 

また資材はそれぞれ「食べ物系」「建築資材系」「エネルギー系」とわかれています。

建物を建てるときは「建築資材系」の木材とか粘土とかが必要なことが多いし、食事タイムには「食べ物系」の魚や牛が必要です。より高度な加工をするためには「エネルギー」が必要になり、そういう時はエネルギー系の資源を持っていないければ加工もできません。

 

運の要素といえるのはカードめくりくらいしかなく、またゲーム中に1発逆転やラッキーパンチというものはありません。最終的に豪華客船を手に入れれば大幅に点が伸びますが、そこまでには緻密に丁寧に資源を集めて加工していかないとダメです。

エネルギーが必要な時に食糧系の資材を取るのは無駄なプレイとも言えます。単純なアクションをどれだけ丁寧に積み重ねていくかというところが重要になってきます。

 

そういうゲームですから自分の計画を忠実に実行していく、「ソリティア」のようなプレイになりそうですが、これが意外と他プレイヤーとの絡みが多いのです。

建物は誰のものでも自由に使えるし、使用料さえ払えばそのアクションをすぐに使えます。もちろんゲームには「人気物件」がありますのでそういうのを早めに手に入れて建てれば、他のプレイヤーからの使用料でちょっと有利になっていきます。

 

また建物が「定員1名」というところもポイントです。建物を利用すると自分のコマが建物に置かれ「使用中状態」になりますが、このコマがその建物から移動しない限り、他のプレイヤーはその建物を利用することが出来ないのです。嫌がらせをするわけではありませんが、人気物件を使用してそのあとすぐに別の建物に移動して空けてくれればいいですが、資源を獲得して建物アクションを行わなかった場合、ずっと置きっぱなしで使えなくなります。この使いたいのに使えなかったという使用が1回遅れることであとでいろんな差が出てきたりするものなのです。

 

実は自分の建物からコマを追い出す方法が1つあってそれは建物を売ってしまうことです。そうするとそこに置いてあったコマはプレイヤーに戻りますので、追い出すことはできます。

連続で同じ建物は使用できませんが、これを利用すると連続で使用することも可能になります。

 

例えば自分の建物に自分のコマを置いてその建物のアクションを使用、次の番ではこの建物は使えませんが(移動しなくちゃいけない)、このとき自分の建物を売ってしまいます。

売った建物は公共の建物に移動します。自分のコマは手元に戻ります。この段階ではまだ資材の確保も建物のアクションもしていませんので、公共の建物に売られた自分の建物に再度入りそのアクションをすることが出来ます。

建物を売るとコマが追い出されることを利用した方法ですね。連続で船を建造したいときなんかに利用するといいかもしれません。

 

ゲームでは「1ラウンドが7回のプレイ」というのも効いていますね。これは何人でプレイしても7回でラウンドが終了します。ゲームのプレイ人数は2人~5人ですが、7回だと何人でやっても1ラウンドで差が出ます。2回プレイできる人と1回しかプレイできない人がラウンドごとで変わるんですね。こういうところが非常によくできているなぁと感じるところですし、また何回プレイしても1回として同じ展開にならない面白さがありますね。

 

しかしながらボードゲーム版はこの細かすぎる設定、コマの多さからゲームを始めるまでのセッティングなどがとても面倒くさいものでした。

ところがこれはアプリ、そんなところはみんなやってくれます。最初の供給タイルでの船の移動、資源の供給スペースへの移動、資源の加工や点数計算、もうすべてやってくれます。ですね。

 

Caylusでは自分の従業員を建物までドラッグして置かなければいけませんでしたが、このLe Havreではドラッグもありません。すべてタップして選択するだけ、非常に簡単です。ホントに「資材を取る」「建物アクションを選ぶ」これだけなんですよ。

プレイ時間は5人プレイでAI4人、難易度最高、フルゲーム、アニメーションスピード最高、AI思考スピード最高にした場合、1ゲームは30分程度でした。

 

グラフィックもなかなか綺麗です。「安野光雅」のようなあの独特な感じの建物イラストがとても好きで、それがちゃんと再現されていてよかったです。BGMもフランスっぽく雰囲気があります。

 

難点としては、情報が多すぎて全体的にごちゃごちゃしていますね。忠実に再現しようとしているためか、1つ1つが小さく過ぎて見えづらくなっています。独特のフォントもさらに見えにくくしています。英語の依存はいくつかの建物カードにはありますが、ほとんどはイラストで確認できるので問題は無いのですが、カードもあまり大きくズームしません。

ただこれ、見づらいことは見づらいのですが、ゲームのプレイにはそんなに支障がないんですよね。建物カードの確認に手間がかかるだけで、画面は結構コンパクトにまとまっていて逆に快適だったりします。タップのズレが気になりますがそのくらいです。

iPadの方もプレイしてみたのですが(こんな感じ)、劇的に見やすく遊びやすくなっているわけでもなく、見づらさも遊んだ感じもたいして変わらないという不思議な状態に・・・。

ただiPad版のほうはプレイヤーによって画面の向きを変えることが出来るので、テーブルに置いてそのままプレイできるという機能があります。これはとてもいいですね。本体を持ち替えてプレイする必要がないのは素晴らしいです。iPad版で有利なところはそれくらいです。

 

AIはとっても弱いです。オンラインはGameCenterの問題なのかどうかわかりませんがボロボロで快適とは言えません。あと日本語チャット、日本語名には対応していません。

 

今までこのCodito Development Inc.が出してきたボードゲームは「Medici for iPhone」、「Ra (designed by Reiner Knizia)」「Tikal」「Reiner Knizia’s Tigris & Euphrates」と、どれもCoditoらしいグラフィックのアレンジがしてあり画面も独自の配置で見やすくそこがとてもよかったのですが、今回はそれがなくなんか普通ですね。本家の意向が入ったんでしょうか。

しかし遊びやすくなっていると思いますし手軽に戦略だけでチャレンジするのにこれはいいのではないでしょうか。

 

「やりくり」が好きな方にお薦めできるゲームだと思います。

 

港にやって来る資材を集め加工しお金を稼いでいくボードゲームです。おすすめ。

 

 

     

    Le-Havre-The-Harbor100

    ボードゲーム / カードゲーム / 対戦思考ゲーム / ストラテジー / オンラインゲーム / おすすめ
    価格 / ¥600
    カテゴリ / ゲーム
    バージョン / 1.0
    開発 / Codito Development Inc.

    iPhone、iPod touch および iPad 互換iOS 3.0 以降が必要

     

    Le Havre (The Harbor)
    AppStoreへ

     

  • Agricola
  • Caylus
  • Suburbia
  • Medici for iPhone
  • Ra (designed by Reiner Knizia)

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