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■ Michael Schacht’s Gold!
互いにカードを取ったり交換したりするカードゲーム。ゲーム終了時に1番得点が高いプレイヤーが勝ち。

 

互いにカードを取ったり交換したりするカードゲームです。自分の番で、場にあるカードを取ったり交換したりしてお金のカードを集めていくゲームです。いくつかある行動を選んで、自分の手札、相手の行動を読みながらお金を集めていきます。単純ですがほどよいジレンマを感じて遊べるカードゲームです。

 

とうとう「Michael Schacht/ミヒャエル・シャハト」もKnizia同様に「Michael Schacht’s」とゲームに冠がつきました。

 

そんな「Michael Schacht/ミヒャエル・シャハト」の「Gold!/ゴールド!」のiPhone / ipod touch / iPad版です。

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これがゲーム画面です。カードは6色あって、数字が書かれているお金カードとロバが描かれているカードがあります。

数字が書いてあるお金カードは3、4、5、6、7、8があり、ロバカードは-2になっています。各色のカード構成は、-2、-2、3、3、4、5、6、7、8になっています。

 

ゲームを始めるとまず最初に左の山札から場に5枚のカードが表向きに並びます。上が対戦相手の手札、下が自分の手札になります。

1番最初は色の違うロバのカードを互いに1枚ずつ持った状態から始めます。

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ゲームのプレイは非常に単純です。

 

自分の順番になったら

 

・カードを取る

・ロバカードを使う

・カードを交換する

 

この3つのうちのどれか1つだけを行います。

 

まずは「カードを取る」です。

場にある5枚の中からカードを1枚取ります。しかし取ることが出来るのは場にある5枚のカードのうち、最も数字の小さいカードしか取れません。

自分の番で「カードを取る」を選択した場合は、3や4や6のカードもありますが、1番数の小さいカード、つまり「-2」のロバカードしかここでは取ることは出来ません。

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次は「ロバカードを使う」です。

自分の手札にあるロバカードを使います。ロバカードは、場に出ている好きなカードと交換することが出来ます。場のカードを取ったら、使ったロバカードが場に残ります。

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次は「カードを交換する」です。

自分の手札にあるお金カードを場に出ているお金カードと交換することが出来ます。しかし、交換する場合は手札のお金カードより場に出ているカードの数字が低くなければいけません。

ここで4のお金カードを、場に出ている6のお金カードや、5のお金カードと交換することは出来ません。

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8のお金カードであれば、場の6のお金カードか、5のお金カードのどちらかと交換することが出来ます。交換した場合、使用したお金カードは場に残ります。

 

以上の3つのうちのどれか1つを自分の番で選択して行います。

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さて、ゲームでどんな風に得点を重ねていくかです。

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この自分の番で「カードを交換する」を選びました。自分の緑の6のカードを使って場にある赤の4のカードと交換します。

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そうすると手札の中に同じ色、赤のカードが3枚揃いました。手札の中に同じ色のカードが3枚揃うとそれを自分のものにすることが出来ます。そして3枚のカードの合計数が得点になります。

つまりここでいえば「-2+3+4」で「5点」獲得ということになります。

得点を稼ぐには手札の中で同じ色のカードを3枚揃えていきます。

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同じ色のカードが3枚揃って得点になったとき、もう1つ特別なルールがあります。

3枚揃って得点を得たら、相手の手札の中から好きなカードを1枚取ることが出来ます。

しかし相手の手札からカードを取る場合は、自分が持っていない色のカードしか取ることは出来ません。つまりここでは自分はピンク色のカードを持っていますから、相手が持っているピンク色のカードは取ることが出来ないというわけです。

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これを交互に繰り返していき、場の5枚のカードが全て無くなったら、また山札から5枚のカードを表にしてめくり、プレイを続けていきます。

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どんなことを考えながらプレイするかちょっとやってみましょう。

今、場には4枚のカードが出ています。ここで自分の番です。「カードを取る」「ロバカードを使う」「カードを交換する」の中から「カードを取る」にします。「カードを取る」は場に出ている最も数の少ないカードしか取れません。すると取ることの出来るカードは緑のロバカードかオレンジのロバカードです。

ここでオレンジのロバカードを取ったとしましょう。

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すると次の番では相手は1番小さいカード、緑のロバカードを取ります。取ると相手は緑のカードが3枚揃って得点になります。

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同じ色のカードが3枚揃ったのでこちらからカードを取ることが出来ます。そうなると青の7は相手に持っていかれてしまいます。

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そうならないように、ここでは緑のロバカードを取ることにしましょう。これなら相手は次にオレンジのロバカードを取るでしょうし、緑のロバカードを使っても緑が3枚揃うことはありません。

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相手は-2の緑のロバカードと場に出ている緑の6カードを交換しました。交換しただけですから3枚揃うことはありません。

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次は自分の番です。ここでオレンジのロバカードを取ると、相手が緑のロバカードを取って緑が3枚揃ってしまいます。

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そうならないようにこちらは緑のロバカードを取ります。

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相手はオレンジのロバカードを取りました。

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残り1枚です。これを取るとまた山札からカードが5枚めくられて場に並びます。

しかし、ここで注意点があります。

ここで緑の5を取ると、次に5枚カードがめくられたとき先にプレイするのは相手になります。どんなカードが5枚出てくるかはわかりませんが、先手を取られるのはちょっとくやしいですね。

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そこでここで場の緑の5は取らずに、手札のロバカードを使用して5と交換してしまいます。次の相手の番ではオレンジのロバカードは使用できませんし、ロバカードはお金カードで交換は出来ません。

つまりカードを取るだけになり、5枚山札からめくられたときに先手になるのはこちらになります。

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でも緑のロバカードで取ったら、相手に緑が3枚揃ってしまうのでここはピンク色のロバカードで交換しましょう。

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と。そんな相手のことばかり考えていたら自分の方で緑のカードが3枚揃ってしまいました。しかも「-2-2+5」で「1点」だけです。相手の行動を防ぐのもいいですが、自分の手札もちゃんと見ておかないとダメですね。

とりあえず相手からピンク色の6を取ります。

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これで場の5枚は全て無くなりました。

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新たなカードが5枚めくられます。価値の高い8がでていますね。先手はこちらです。

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ピンク色がたくさんあるのでピンク色の3を取っておきましょう。

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相手はオレンジのロバカードで紫の8を取りました。

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1番数が小さいオレンジのロバカードを取ります。このロバカードを使って、どちらかのピンク色のカードを取れば高得点ですね。

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相手はピンクのロバカードを使ってピンクの8を取りました。

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こちらは先ほど取ったオレンジのロバカードをピンク色の7に使います。

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これで3枚揃いました。ピンク色のカードの得点は16点ですね。

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そして相手からは紫色の8を強奪します。

ゲームはこんな風に相手の手札や取るカード、自分の手札などをよく見て進めていきます。

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山札が無くなると最後のラウンドになります。

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この5枚を取り終わるとゲームは終了です。

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左下の50というのが獲得した得点です。カードの部分を長押しすると取ったカードを見ることが出来ます。これはゲーム中いつでも見ることが出来ます。

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ゲームが終了しました。最後のラウンドはちょっとだけ特殊な得点計算があります。

プレイが終了して残った手札を相手と比べ、各色の合計数が多い方のプレイヤーのカードの、最も大きい数字の1枚が得点に加えられます。ややこしいですね。

例えばここで赤いカードを比べてみましょう。こちらは「7」です。相手は2枚あり「8」も持っていますが「-2」もあります。ですから合計は「6」でこちらの方が合計は多いです。つまりこちらの「7」が得点に加わります。相手の赤のカード分は0点です。

オレンジのカードを比べてみましょう。こちらは「7」で、相手は「3」と「6」で「9」です。つまり相手の数が多いです。そしてその中の最も大きい数字の1枚ですから、「3」と「6」の「6」だけが得点に加わります。

緑のカードを比べてみましょう。相手は「3」でこちらは「7」と「8」で「15」です。ですからこちらの数が大きいです。しかし最も大きい数の1枚ですから「8」だけが得点として加わります。

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これとゲーム中に獲得した得点を合わせて最も得点の多いプレイヤーが勝ちになります。

うまくカードを使って、相手よりたくさんのお金カードを集めていきましょう!

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まとめ。

・お金の札を集めて得点を競う。

・場の札は5枚ずつ表にしてめくり、5枚が全て無くなったら新たに山札から5枚めくる。

 

自分の順番になったらすること

 

・カードを取る

・ロバカードを使う

・カードを交換する

 

この3つのうちのどれか1つだけを行う。

 

補足。

・「カードを取る」場合は、場のカードの中で1番数の小さいカードを取る。

・「ロバカードを使う」場合は、場にある好きなカードと交換できるが、ロバカードには使えない(順番が終わらなくなってしまう)。

・「カードを交換する」場合は場にあるお金カードより手持ちのお金カードの方が数が大きくなくてはいけない。カードを交換するでは「3」と「ロバカード」は使用できない(それより下の数字がない&ロバカードを取ると変わらないため)。

 

得点を獲得するには「同じ色のカードを3枚集める」。集めるとその合計数が得点になる。カードを集めた場合、手札に無い色で好きなカードを相手から1枚取ることが出来る。

 

全ての山札が無くなったとき、得点の高いプレイヤーが勝ち。

 

 

互いにカードを取ったり交換したりするカードゲームです。お金のカードを取ったり交換したりしながら、同じ色で集め、得点を重ねていきます。

とうとう「Michael Schacht/ミヒャエル・シャハト」もゲーム名に冠をつけましたね。実物のカードゲームはまだ未発売で、今日から始まる世界最大のおもちゃ見本市、「ニュルンベルク・国際玩具見本市」で発表されます。アプリ版はそれに先駆けて発売されました。

 

ゲーム内容はとても簡単です。簡単でほどよくジレンマが感じられるというゲームです。なんというかシャハトらしいという感じですね。

 

シャハトの特徴として、自分の番ではいくつかの行動の中から1つ選んで行動するというのがあります。Zoolorettoもトラックを取るか動物を置くかのどちらかです。単純なんですね。シャハトはさらにそこにやることを限定させます。

それには結構アブストラクトな感じのが多いですね。アブストラクトゲームとは手札やらコマやらがみんな公開されていて、運の要素が絡まないゲームのことを言います。囲碁とかチェス(厳密にはちょっと違う)とかなんかがそうです。ただアブストラクトというのは、やれることがたくさんあるんですよね。囲碁とか色んなところに石を置けるじゃないですか。

シャハトの場合、情報を公開しておきながらやれることを限定させたりします。このゲームでいうと「もっとも小さい数字から選ぶ」とかです。行動もいくつかの中から選ばせて、さらにそこでやることも限定させます。シャハトのゲームはやれることは極めて少ない場合が多いです。ですから、ジレンマは感じたりはしますが、プレイで悩むことはそんなに無いんですね。

 

さて、このゲームの場合もお金カードを集めていくだけ、総得点で勝敗が決まる、とても単純です。

ですが「小さい数字から取っていく」「手札が互いに公開されている」「互いにやることが決まっている」ので、相手のプレイヤーのプレイの次の次くらいまでの行動が読めます。これがいいですね。

実は相手の手が読めるというのは、なんか自分がうまくなったような気がして好きなんです。3手、4手はちょっとキツいです。そこまで読みあうと疲れて飽きてしまう、でも2手ぐらいだったら、ちょっと頭がよくなった気分で遊べます。これはそんな感じです。

 

でも簡単に読めるからこそ、そこに強烈なジレンマが生じます。「これを取れば次はアレを取られてこのカードを取られてしまう、じゃあ取れない」なんていうのが頻繁に出てきます。先が読めなければジレンマも感じません。ですから最初に書いたとおり、このゲームはほどよいジレンマを感じることが出来るゲームです。

 

相手のプレイをいろいろと考えるというのも面白いところですね。相手の手を防ぐことばかり考えて結局自分の手がグチャグチャになっているなんて事がよくあります。その当たりの自分のバランスが大事です。

 

カードを3枚揃えたら相手からカードを強奪出来るというのも良いアクセントになっています。これがあるので、ある意味カードの奪い合いです。1枚ずつしかない7や8を取り合ったり、意外と欲しかったりするロバカードを取ったり。

ちなみに相手からカードを奪って即カードが3枚揃うということはありません。だって自分の持っている色のカードは相手から取れませんから。好きなカードと交換できるロバカードは強いけど合計点はマイナスになるとか、手札のお金カードよりも小さいカードとしか交換できないとか、もう憎たらしいルールばっかりですね。

 

ゲーム画面はSkotos Techですから、どれもほぼ一緒。シンプルの極みです。BGMが無いという批判がやっと届いたのでしょうか。山札のカードをめくるとき1回だけチリリンと鈴が鳴ります。

 

そういえば、もうひとつシャハトのゲームの特徴があります。やることは単純ですが、結局ゲームを全て通してみると、どうやって勝ったらいいのかよくわからないという悶々とした感じがあります。

これもそんな感じですね。

 

難点。やっぱりここが作るゲームには華がないですね。実際のカードゲームのただのシミュレータといった感じです。オンライン対戦もマルチプレイもローカル対戦もなにもありません。AI対戦以外は選べません。

実際のカードゲームは2~3人用でこれも3人用はありますがiPadのみのようです。こういうところがもうガックリ来てしまいますね。アドオンで機能制限が掛かるならまだしも。カードゲームですからそのうち1500円くらいで実物が発売されるでしょう。そちらを購入した方がいいかもしれません。カードゲーム自体は結構楽しかったです。

せっかく冠がついたゲームを出したのですから、シャハトはこれからどんどんと昔のカードゲームとか出して欲しいですね。

 

相手のプレイを読みながらお金カードを集めていくゲームです。

 

 

     

    Michael-Schachts-Gold100 

    ボードゲーム / カードゲーム / 対戦思考ゲーム / ストラテジー
    価格 / ¥360
    カテゴリ / ゲーム
    バージョン / 1.00(iOS 4.0 テスト済み)
    開発 / Skotos Tech

    iPhone、iPod touch および iPad 互換
    iOS 3.2 以降が必要

     

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