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Reiner Knizias Through the Desert01

 

■ Reiner Knizia’s Through the Desert
互いにキャラバンのコマを置いて砂漠の支配権を争うボードゲーム。得点が高いプレイヤーが勝ち。

 

互いにキャラバンのコマを置いていって砂漠の支配権を争うボードゲームです。それぞれが遊牧民の部族となり、キャラバンのコマを置いていきながら砂漠の支配権を争います。池やオアシスまでキャラバンをつなげ得点を稼ぎ、最後に得点が1番高いプレイヤーが勝ちになります。

 

これはクニツィアの「Through the Desert/砂漠を越えて」というボードゲームです。やることはコマを置いていくだけととても単純ですが、1手の積み重ねで最後に勝利を導くというしびれるようなゲームです。

 

そんな「Through the Desert / 砂漠を越えて」のiPhone / iPod toucn / iPad版です。

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これがゲーム画面です。画面内の砂漠の中にマスが書かれています。その砂漠の中に池とオアシスが点在しています。池にはそれぞれ大きさがあって小さいのが1点、中くらいのが2点。大きいのが3点になっています。

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各キャラバンのラクダには族長が乗っています。これが各プレイヤーの色になります。下にあるキャラバンのラクダは各プレイヤー共通です。つまり青いラクダに乗る赤い族長、青いラクダに乗る黄色い族長と、それぞれの族長が各キャラバンの色のラクダに乗っているわけです。

 

ゲームが始まると、まず最初に準備が始まります。下のキャラバンの5つの族長を順番に好きな場所に置いていきます。ただし、

・池の上には置けません。

・オアシスに隣接して置くことは出来ません。

・同じ色のラクダが隣接するように置くことは出来ません。

5つ置き終わったらゲームスタートです。

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自分の番ですることは

 

・好きな色のラクダを2つ置く

 

これだけです。

 

下のキャラバンからドラッグしてコマを置きます。またすでに置いてあるキャラバンからドラッグしても置くことが出来ます。

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ラクダを置くにはルールがあります。

 

ラクダを置くには

・自分の色の族長のラクダか、族長のラクダに繋がっているラクダに繋げるようにしか置くことは出来ません。

・同じ色のラクダを隣接するように置くことは出来ません。

 

今ベージュのラクダを置きましたが、自分の赤い族長のベージュのラクダに繋げておきましたからOKです。

そして今置いたラクダは池の上に乗りました。池に乗るとその池の得点を得ることが出来ます。

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黄色いプレイヤーも下のラクダに繋げました。1回で置くことが出来るラクダは2つですが、同じ色2つでも違う色1つずつでも構いません。ここでは紫のラクダを2つ置きました。

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ここで下のから黄色いプレイヤーのラクダがオアシスに到着しました。オアシスにキャラバンが到着すると5点貰えます。ただし1つのオアシスから得られる得点は1つのキャラバンで1回のみです。

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さて次はこちらの番ですが、

・自分の色の族長のラクダか、族長のラクダに繋がっているラクダに繋げるようにしか置くことは出来ません。

・同じ色のラクダを隣接するように置くことは出来ません。

というルールのため、下の×のところにはベージュのラクダを置くことが出来ません。置くと他のキャラバンと同じ色のラクダと繋がってしまうからです。

しかし、○の場所なら繋がることはないのでOKです。

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そこで○の場所にラクダを置きます。オアシスに到着しましたので5点獲得です。他の色のキャラバンなら隣接しておくことが出来ます。

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これを順番に繰り返し得点を稼いでいきます。オアシスに2個目のベージュのラクダが到着しましたが、1つのオアシスから得られる得点は1つのキャラバンで1回のみですので、ここでは5点は貰えません。

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得点を稼ぐ方法はまだあります。こんな風に他のキャラバンが入ってくることが出来ないようにした場合、その中のマスの数だけ得点が貰えます。しかもその中にある池の得点もまとめて取ることが出来ます。

ここだと(8マスあるので8点)+(2点の池が2つで4点)=12点獲得です。

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入ってこられないように囲うのは端ではなくてもこんな風になればOKです。下の場合は1マスだけなので1点ですね。

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これを順番に繰り返し行い、どれか1つのキャラバンのラクダの数が0になったらそこでゲーム終了です。

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ゲームが終了すると最後のボーナス得点です。

各キャラバンのラクダを1番多く置いたプレイヤーに10点が入ります。キャラバンは5色ですから10点x5がそれぞれのキャラバンを1番多く置いたプレイヤーに与えられます。

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このボーナス加算が終わった時点で、最も得点を取ったプレイヤーが勝ちです。

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自分の番ではラクダを2つ置くだけですから簡単ですね。

最初の族長を置くところが実は1番重要です。ここでほぼ決まると言ってもいいでしょう。慎重に置きましょう。

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赤がこちらの族長です。こんな風に置いてしまうと大変です。下の青のキャラバンと接近しているので身動きとれません。青のプレイヤーがオアシスに到着したらここでの得点が無くなるところでした。

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こちらもそうです。紫のキャラバンが接近しすぎて、間の池が互いに取れなくなってしまいました。4人プレイで行うとこのような場面がしばしば出てきます。

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この緑のプレイヤーにはごっそりと囲い込まれて得点を取られそうですね。囲い込まれる前に赤のキャラバンを2つ使ってオアシスの得点を獲得しておきます。たったこれだけですが、緑のプレイヤーの手がずいぶんと狭くなってしまった気がします。

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序盤はそばにある池を獲得することから始めます。中盤になると徐々にキャラバンを伸ばしつつ、オアシスに到着させて得点を稼ぎます。

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同じキャラバンが動けないところには積極的に進んで池の得点を頂きます。

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中盤戦です。初期配置が悪かったせいか、赤がイマイチ伸びきりません。青や黄色のプレイヤーは囲い込みをして得点を伸ばしています。このあたりからどれの色を捨てどれを伸ばすか決めておかなければいけません。

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ここで下のラクダのコマを見てみると緑のキャラバンがたくさん残っています。最後のキャラバンボーナスを狙うため、緑をたくさん使うことにしましょう。

しかし、相手もさるもの、みんな一斉に緑を使い始めました。緑のキャラバンは密集地帯になっています。

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終盤戦です。ここまでくるともう獲得できる池もオアシスへの道も閉ざされている場合が多いです。そこでキャラバンボーナスを得るためなるべくラクダを1番長く繋げようとし出します。

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でも1回に2つしかラクダは置けませんから悩みます。

このように序盤、中盤、終盤と獲得できる得点を見極めながらラクダを置いていき、最後に1番得点が高かったプレイヤーが勝ちになります。ラクダをうまく置いて誰よりもたくさんの支配権を獲得しましょう!

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メニューの中に「NetWork」というのがあります。OpenFeintでのオンライン対戦が可能です。

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「Create Game」でフレンドを選べばオンラインで対戦することが出来ます。

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チャット機能付き。日本語は残念ながら使用不可です。

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まとめ。

 

自分の順番ですること

・好きな色のキャラバンのラクダを2つ置く

 

ラクダを置くときのルール

・自分の族長のラクダか、そのラクダに繋がっているラクダに隣接する場所に置く

・同じ色のラクダが隣接する場所には置くことが出来ない

 

得点

・池は大きさによって1点、2点、3点。早い者勝ち

・オアシスはラクダが到着すると5点。1つのオアシスではキャラバン1つにつき1回のみ

・どのラクダも入ってこられないように囲むと、その中のマスの数+オアシスの得点+池の得点が全て貰える

・ゲーム終了時、各色のキャラバンで最も長いキャラバンを作ったプレイヤーが10点ずつ貰える

 

ゲームの終了

・どれかのキャラバンのラクダが無くなったとき

 

互いにキャラバンのコマを置いていって砂漠の支配権を争うボードゲームです。やることはラクダを2つ置くという単純なのですが、結構悩み所が多いゲームです。

 

ゲームは難しそうに見えるかもしれませんが、初心者でも全然大丈夫です。その理由は得点の方法と関係しています。

 

得点の方法は4種類あります。「池」「オアシス」「囲い込み」「最後のキャラバンボーナス」です。

池は早い者勝ちですから、まず最初にこの池を取りに行きます。キャラバンが伸びてきたらオアシスへの到着や囲い込みをするために伸ばしていきます。終盤では池やオアシスへの道もほとんどふさがれた状態ですので、キャラバンボーナスのためにラクダを置いていきます。

序盤は池などの得点を取りに行き、中盤は囲い込みへ、終盤はキャラバンボーナス。大体どのプレイもこんな流れになっていて、やることが結構明確なんですね。置く場所に悩むことはあるでしょうが、やるべき目標がちゃんと見えているのですんなりと遊べると思います。

そして序盤→中盤→終盤と得点のパターンが変わり、終盤になっても逆転が可能なようになっています。また得点を取るための戦略も変わっていきます。良くできていますね。

 

ラクダは自分の順番で2つ置くことが出来ますから、とてもテンポが良いです。伸ばそうと思えばキャラバンはかなり簡単に伸ばすことが出来ます。「2つも置けるなんて!」と思うかもしれませんが、終盤でのキャラバンボーナスの競り合いでは「2つしか選べない!」と悩むことになります。この最後の「2つしか選べない!」がしびれることこの上ないです。

 

同じ色のキャラバンを隣接するようには置くことが出来ません。これがよく効いていて、たった1つ置くだけで相手の動きをかなり封じてしまうことも出来ます。とんだイヤがらせですね。

ですからそういう状態にならないようにするために、最初の族長の配置がとても重要になってきます。なるべく相手のキャラバンと競り合いにならなように、さらに将来の囲い込みが取れるように、さらにさらにオアシスや池にも近く高得点が期待できる、そんな場所に置いていきます。プレイするたびに池の配置は変わりますから、同じ場所を取ればいいというものではありません。

 

それでも序盤~中盤からだんだんと身動きが取れなくなってきます。そういうときにどの色のキャラバンを伸ばし、どの色のキャラバンを捨てるか。これを見極めて自分で決断をしなければいけません。

2人のプレイでは囲い込みがメイン、4人ではキャラバンボーナス狙い。プレイする人数で遊び方も変わります。

 

1手の遅れが決定的な負けの1手になる。そんな感じのするゲームです。

 

 

グラフィックとBGMは砂漠の雰囲気が表現されていて良いですね。各プレイヤーの色がマスについているのも見やすいし、ピンチイン/ピンチアウトでズームすることも出来ます。

下のキャラバンからドラッグしてラクダを置けます。でもマスに置いてあるラクダからもドラッグできます。このマスからもドラッグして置けるのは非常に良いアイデアだと思います。これによりキャラバンが伸びている感じがすごくして遊びやすかったですね。

 

またほとんどアナウンスされていませんが、OpenFeintでのオンライン対戦が可能です。OpenFeintってオンライン対戦が出来たんですね。初めて知りました。チャット機能(日本語不可)もついています。ただ相手と時間を合わせなきゃダメみたいですし、相手の名前も表示されないので、誰と戦っているのかよくわかりません。しかしオンライン対戦ができるというのは大きな魅力です。

 

難点。全体的に将棋とか囲碁とかのアブストラクト系のゲームなので、こういうのが苦手な人には合いません。

操作性があまりよくないです。コマを置くのはいいのですが、たまに間違えた場所に置いてしまうことがあります。でもコマ配置は取り消しが出来ません。指を離したらそこで終わり。ですから下からのドラッグより、ズームアップした上での設置コマからのドラッグをおすすめします。

リジューム機能が効いたり効かなかったりします。アプリを落としたらまた最初から、なんてことがしょっちゅうです。画像での最後の対戦結果が載っていないのは、途中で落ちてしまって全部パーになったからです。不安定ですね。

自分の手番がいつなのかわかりにくいです。後ろの絨毯の色で表示されているのですが、コマが大きくてよく見えません。CPUの思考時間が長いです。5人対戦がありません。

 

単純ですが、流れによって戦略が明確に変わっていくボードゲームです。

 

 

     

    Reiner-Knizias-Through-the-Desert100 

    ボードゲーム / 対戦思考ゲーム / ストラテジー / オンラインゲーム
    価格 / ¥360
    カテゴリ / ゲーム
    バージョン / 1.2
    開発 / Tribeflame

    iPhone、iPod touch および iPad 互換
    iOS 3.0 以降が必要

     

    Reiner Knizia’s Through the Desert
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    Reiner Knizia’s Through the Desert HD (iPad)
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