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■ Tricky Chicken
互いにカードを出しながら得点を競うカードゲーム。最後に得点が高い方が勝ち。

 

互いにカードを出しながら得点を競うカードゲームです。 非常に単純ですが、相手との駆け引きが面白いカードゲームです。デザイナーはZoolorettoの「ミヒャエル・シャハト/Michael Schacht」。シャハトのゲームは、自分の順番でやることが少ないという特徴があります。Zoolorettoもトラックを取るか動物タイルをめくるかぐらいですよね。このゲームもやることはとてもシンプルです。しかし、その周りの状況を読み出すと妙に深くなってくるというゲームです。

 

元になったゲームは「Crazy Chiken」というカードゲームです。そのiPhone / iPod touch版です。

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ゲームスタートです。このゲームは、カードを場に出してその合計得点を競うというゲームです。

画面の1番下が自分の手札、上が相手の手札です。中央の両端にあるのが山札で、中央の2つの場所が捨て札になります。右側にあるのは得点です。

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自分の番になったら山札からカードを2枚取ります。このときカードは両側の山札から1枚ずつ取ります。片方の山札から続けて2枚取ることは出来ません。

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今14のカードと20のカードが来ました。カードは6、7、8、9、12、14、16、18、20の9種類です。

各カードは上に書かれている数字の枚数だけカードがあります。6のカードは全部で6枚、18のカードは全部で18枚ということです。

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自分の番で出来ることは

 

・カードを場に出す

・カードを1枚捨てる

 

これだけです。

 

ここではカードを1枚捨ててみましょう。捨てたいカードを中央の「捨て札」の場所にドラッグします。2つある捨て札のどちらに置いても構いません。

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カードを捨てました。これで自分の番は終了、次は相手の番です。

自分の番が来たらカードを取って「出す」か「捨てる」これだけです。簡単ですね。

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ではいったいどういうときに得点になるんでしょうか?今相手が、8のカードを自分の場に出しました。右上に付いている赤い2というのは枚数です。つまり8が2枚ということですね。

自分の番の時には「場に出す」か「1枚捨てる」のどちらかが出来ます。「場に出す」場合にはそのカードが2枚以上なくてはいけません。2枚以上あった場合だけ場に出すことが出来て、場にカードを出したらその数字の得点が入ります。相手は8のカードを場に出しましたので、相手の得点が8点になっていますね。

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自分の番です。自分の手札に「14」が2枚あります。これを自分の場にドラッグして出してみましょう。先ほども言ったとおり場に出すにはそのカードが2枚以上でないといけません。この場合は2枚ありますから場に出すことが出来ます。

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するとカードの数字の14が自分の得点になりました。場に出したカードの数字が自分の得点になります。

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自分の番が来たら山札からカードを1枚ずつ取りますが、このとき各捨て札の1番上のカードを取ることも出来ます。

山札から2枚取るときは左右の山札から1枚ずつ。山札1枚と捨て札から1枚、捨て札から2枚というパターンで取ることが出来ます。

18は先ほど自分が捨てたカードですのでほとんど意味のない行為ですが、こういうこともできます。

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2枚以上のカードを場に出していけば、それらは加算されて得点になります。

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今、自分の場には18のカードが3枚出されています。手札には18のカードが1枚あります。自分の手札のカードを、場に置いてあるカードに付け足して枚数を増やすことは出来ません。3枚でカードを出したら、それはずっと3枚のままです。

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さあ、ここからが非常に面白いところです。

今、手札には「8」のカードが2枚ありますね。でもこのカードは自分の場には出せません。なぜなら相手が8のカードを場に2枚出しているからです。双方の場に出せるカードは常に1種類です。

しかし、「20」のカードを見てください。相手の場には「20」のカードが2枚、自分の手札には「20」のカードが5枚です。この場合は出すことが出来ます。

つまり、相手が場に出しているカードと同じカードを出したいときには、相手の場のカードより多い枚数で出さなければいけません。「8」のカードは同じ2枚でしたから出せず、「20」はこちらが枚数が多かったので出すことができたわけです。

そしてより多くのカードを出した場合、少ない枚数のカードは全て捨て札になってしまいます。ということはこの場合、相手の20点はまるまるこちらがいただいてしまったといいうわけです。

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今度は相手が「18」を4枚で出してきました。こちらの「18」は全て捨て札にしなければいけません。

こんな風に、カードを集めて枚数を増やし、相手の場のカードより多くの枚数で出して得点を奪いあっていきます。

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自分の場のカードに手札を付け足すことはできませんが、このように、より多い枚数で置き換えることは可能です。少しでも多い枚数にしておけば、相手に取られる心配も無くなります。

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ゲーム終了の条件は3つあります。

・山札が無くなったとき

・どちらかのプレイヤーが6種類のカードを場に出したとき

・双方の場に9種類全てのカードが出たとき

です。

今この状況は、場に8種類のカードが出ています。残りは「7」のカードですね。7をペアにしてどちらかが出したら即ゲーム終了。得点は51対52。つまり7を出した方が勝ちになります。

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ですが「8」を3枚で出して相手の「8」を奪ってやりました。これで相手は7を出したらゲーム終了で負けてしまうので、7は出すことができなくなりました。あとはこっちが7を出せばそこで勝ちです。

でも出す前にこちらの「14」のカードとか取られたらすぐ逆転されます。ドキドキですね。

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山札を上にドラッグすると残りの枚数を見ることが出来ます。これもゲーム終了に関係しますので、ちゃんと確認しておきましょう。

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ゲーム終了時に得点が高い方が勝ちです。

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互いにカードを出しながら得点を競うカードゲームです。

やることはとても単純、カードを2枚取って「出す」か「捨てる」だけ。

ルールも簡単です。場に出しているカードの数字が得点になります。相手より枚数を多く出せば得点を奪い取れます。カードをめくって集めて相手より多くなったら出す。これだけでいいんです。

 

この相手のカードを奪い取れるというのがいいですよね。場のカードが数字がそのまま得点になっていますから、奪い取られれば得点が減りすぐ逆転されるんです。単純なゲームですけど最後まで気が抜けません。

 

そんな簡単なゲームですが、最初に書いたとおり「周りの状況を読み出す」と妙に深くなってくる」んです。

やることは2つだけ、「出す」と「捨てる」です。どちらを選んでも構いません。と、いうことは、「いつ出すか?」ということがとても重要になります。

場に出すカードは相手と同じ枚数では出せないので、先に出した方が有利です。もしそのとき相手の場のカードより手札に枚数があれば、それはいつでも奪い取れる得点になります。場のカードに付け足しは出来ませんからね。

カードを早く場に出してしまうと、奪い取られる可能性も高くなります。後から出せばいつでも奪い取ることができますが、そのためには枚数が揃えなければいけません。先に出すのも後から出すのにも、どちらにも有利不利があり、まさしく「いつ出すか?」そのタイミングを見極めることが重要です。

 

そこでポイントなのがそれぞれの枚数です。各数字のカードはその数字の枚数だけあります。カードは場と同じ数では出せません。つまり「6」だったら3枚で出せば、もう奪い取られる心配はありません。「7」「8」なら4枚で出せばOKです。

ところが、数字の大きなカードは枚数もたくさんあります。数字の大きなカードほど双方の手札にある可能性が非常に高く、あっさりと奪い取られる可能性も高いのです。おまけに点数も高いときています。やっかいですね。

 

相手の集めていそうなカードを読み、数え、自分の場に出しているカードは逆転されないように枚数減らしでちょっとずつ捨ててみたり。でも捨て札は山札と同様に取ることが出来るので、相手にチャンスを与えることにもなりかねない。捨て札は1番上しか取ることが出来ないので、相手が欲しがっていそうなカードには取られないようにかぶせて捨てていく。捨てるのはどちらに場所に捨ててもいい、というのが、ここで生きてきます。

手札の数、場のカードの数、山札の残りの枚数、捨てられたカードの枚数。

6種類早く場に出して速攻で勝ちにいくのもいいし、枚数を集めて後半逆転型もいいでしょう。

 

ほら、考え出すとなんか妙に深くなってくるでしょう?まあ、いくら考えたところでカードの引きで状況は変わってしまいますけどもね。

そういうのも含めて単純で面白いゲームです。

 

難点。作りが雑です。ブラウザゲームをそのままアプリにした感じです。バグが多いです。2人用のカードゲームなのにローカル対戦もありません。CPUの難易度が選べません。しかも弱いです。ゲームはとても面白いですが、弱いCPUと延々に遊ばないといけません。通常のカードでは何回戦かやって合計得点で争うのですが、これは1回対戦のみです。

読みや腹の探り合いが面白く手軽に遊べる対戦カードゲームなのにもったいないです。こういうのこそネット対戦対応でやるべきでしょう。

 

このアプリを作ったのはミヒャエル・シャハトの代表作「コロレット」のオンライン版を作った人のようですね。

次のアプリの予定タイトルは、すでにゲームとして公開されている「リシュリュー/Richelieu(PCサイト)」、「Where is Leo?/Wo ist Leo?」のようです。シャハトは意欲的にオンライゲームやソフトとして公開していたりするので(ズーロレットもDSやWiiで出るみたいだし)、今後もさらに何かリリースされるかもしれませんね。期待しましょう。

 

シンプルな読み合いが面白いカードゲームです。

 

 

     

    Tricky-Chicken 

    ボードゲーム / カードゲーム / 対戦思考ゲーム / ストラテジー
    価格 / ¥360
    カテゴリ / ゲーム
    バージョン / 1.0(iOS 4.0 テスト済み)
    開発 / Tech20Group

    iPhone、iPod touch および iPad 互換
    iOS 3.1.3 以降が必要

     

    Tricky Chicken
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