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■ Keltis 
コマを進めながら得点を稼いでいくボードゲーム。最終的に得点の高い人が勝ち。

 

コマを進めながら得点を稼いでいくボードゲームです。

 

CatanIngeniousを出したUSMがやっとKeltis:(ケルト)を出しました。Reiner Knizia’s Keltis Oracleが先になってしまいましたが、ケルトシリーズの元祖がドイツ年間ゲーム大賞を受賞したこのKeltisです。単純でわかりやすく戦略もジレンマも運も兼ね備えた楽しいゲームです。

 

その名作KeltisのiPhone / iPod touch / iPad版です。

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以下、Reiner Knizia’s Keltis Oracleとほとんど説明はかぶってしまいますし、やたらと難しく感じると思います。

しかし以前にも書いた通り、ドイツボードゲームの特徴は「文字で書くとやたらとややこしくてわかりづらいけどプレイしてみると簡単」ですから、結構あっさりと理解できると思います。また言語に左右されないというのも特徴です。

ですからここに書いた内容は1回遊べば全て理解できると思います。

 

 

プレイ画面です。画面の下から上に向かってそれぞれのプレイヤーがコマを進めていき得点を競います。

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下が自分の手札です。カードは5色あってそれぞれ1から10まであります。手札は常に8枚です。自分のコマは5個あります。コマの色はプレイヤーの色と対応しています。

手札の上が自分の場です。ここに自分の手札を出していきます。その左下が得点です。その上が獲得した願いの石の数になります。

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右側が対戦相手の得点と獲得した願いの石の数になります。左側は捨て札です。これは全プレイヤー共通の捨て札になります。その下が山札になります。

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自分の番がきたら

 

・手持ちの札を自分の場に出してコマを進める

・手持ちの札を捨て札の場所に捨てる

・カードを8枚になるまで補充する

 

です。

 

とりあえずやってみましょう。自分の手札の中から赤の5のカードを場に出しました。

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カードを出したら自分のコマを進める事が出来ます。画面の場の札の前に自分のコマが置いてあります。コマは全部で5個です。下に4個、上に1個あります。上のコマは「x2」のコマで1つしかありません。これは得点が倍になります。しかしマイナスも倍になります。

とりあえず、下の4個ある通常コマをタップします。すると赤い石の場所の1番手前に置かれます。これで自分の番は終了です。

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次の自分の番で緑の10を出してみました。そうしたら緑の石の場所に自分のコマが置かれます。

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出したカードで動かせるコマは決まっています。

つまり、赤いカードを出せば赤の石の場所のコマを1つ進めることが出来ます。緑のカードを出せば緑の石の場所のコマを1つ進めることが出来ます。場に出したカードの枚数分だけコマが進むことになります。

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さて今2つコマを置きましたね。得点を見てみましょう。なんと-12点です。ゲームスタート時は-4点でした。2つ置いただけなのに点数が下がっています。

得点はコマが置いてある場所によって決まります。左に書いてあるのがその得点で、これはヨコ列の得点になります。見ていただくとおわかりのように下の方がマイナスになっていますね。ある一定のところまでコマを進めないとプラスにならないようになっています。

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ゲームを進めてみましょう。自分の番ですので緑の7を出してみます。この緑の7は赤の5の場所や他の場所に出すことは出来ません。緑のカードは常に緑の石の前に出さなければいけません。

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緑の7を出したら、7の上の矢印が変化して1つだけになりました。

 

ここでケルトでの独特なカードの出し方について説明します。

ケルトで出すカードは、必ず昇順か降順になってなければいけません。最初の1枚は好きなように出すことが出来ますが、2枚目を出したときに降順か昇順かが決まります。

緑のカードの場合は最初に10を出しました。次に7を出したのでこの緑のカードの場は降順になります。

降順になると次に出せるカードは7、6、5、4、3、2、1、0だけになります。降順ですから7の次に8や9や10は出せないのです。

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例えば最初に赤の6を出していた場合、2番目に赤の2を出してしまうと、この赤の場所は降順になり、次に出すことの出来るカードは2、1、0のみになります。同数のカードは出すことが出来ます。

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逆に赤の6の次に赤の7を出すとこの赤の場所は昇順になり、次に出すことの出来るカードは7、8、9、10になります。これがケルト独特のカードの出し方のルールです。出せないカードは全て無駄になりますので気をつけてください。

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さて今、緑の7を出したので緑の石のコマが1つ進みました。そうしたら他のコマが選択できるようになりました。

1回コマを戻してみると今進めた緑のマスにはクローバーがありましたね。このクローバーの上に乗ると自分の好きなコマを1つ進めることが出来ます。

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進めたコマは、その場所の効果が同時に発動します。

例えば、ここで紫の6を出してコマを1マス進めます。そこにはクローバーがありますから、好きなコマを進めることが出来るようになりました。

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そこで黄色の石のコマを進めます。そこにもクローバーがありましたので、また好きなコマを1つ進めることが出来るようになりました。ここでまた赤の石のコマを進めればさらにもう1回進めることが出来ます。

このようにクローバーはうまく使うと連続してコマを動かしていくことが出来ます。

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クローバー以外にも石の上には置いてあるものがあります。「得点」と「願いの石」です。

ここで赤の1を出して赤のコマを1つ進めました。そこに「願いの石」があります。

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「願いの石」を取ると得点の上に表示されます。この「願いの石」は一定の個数を集めるとプラスの得点になります。

右上にその得点の表が書いてあります。0個だったら-4点。1個だけなら-3点。2個で+2点。3個で+3点。4個で+6点。5個以上で+10点になります。取らないとそれだけでマイナスになってしまうんですね。

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最初のところでの得点の説明で、-4に2つあるだけなのに何で「-12」なんだろうと思った方もいると思いますが、この願いの石の「-4点」も計算されていたからなのです。

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先ほどの場合の得点は、赤を1つ進めて-4の場所から-3の場所に移動したので得点は「-19」から「-18」に。

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そして願いの石が1つプラスされたので「-18」から「-17」になりました。

石の上のある「+1」や「+2」は「得点」です。ここに乗ると得点が加算されます。「願いの石」は早い者勝ちです。取ったら無くなります。

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いま緑のカードは降順で7になっています。手元には緑の8がありますね。これはもう置くことの出来ないカードです。

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いらないカードは左側の捨て札の場所に捨てます。捨てたら山札からカードを補充します。カードを捨てた場合は自分のコマを動かすことは出来ません。

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この捨て札にあるカードは全プレイヤー共通になります。そして捨て札にある1番上のカードは、山札からカードを補充するときに自分の手札に加えることが出来ます。

ここで紫の7を出したので山札から自動的に補充されます。しかし捨て札の場所にカードがあるときは捨て札の1番上のカードか、山札かを選択することが出来ます。

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ゲームはだんだんと進んで出せるカードもなくなってきました。相手の2倍のコマが1番上までいっています。あれだけでもう20点です。コマは先に進めた方が得点が高いですからね。

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このように順番にカードを出しながらコマを進めます。山札が無くなるか、上のエリアに全プレイヤーのコマが5つ入ったらその時点でゲーム終了です。得点が1の場所と6の場所にはわかりやすいように緑のラインが入っています。

ゲーム終了時に合計得点が1番高い人が優勝です。

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言語は英語とドイツ語です。iPod内の音楽を聴くことも出来ます。Game Speedも変更することが出来ます。

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CPUの難易度はeasy、medium、hardの3種類、プレイヤーは4人まで設定できます。本体を持ち替えてのプレイも出来ます。

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「Play」から選択できるのは3種類です。「Keltis」は通常のモード。「Campaign」はソリティアモードです。

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限られた枚数の中で目標の点数に到達するようにします。

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あと2枚で50点を獲得しないといけません。

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何とかクリア!パターンは進むステージによって変わります。

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「New Challenges」はケルト拡張モードです。有料アドオンで追加することが出来ます。金額をよく確かめて購入してください。

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これがケルト拡張モードです。見ての通り、道が分岐しています。通る石の色もバラバラです。得点を見てみると5の次は3になって減っています。8の次も7や6になって減っていますね。戦略的にかなり幅が広がり面白くなっています。

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また願いの石も5色に増えました。途中に願いの石に数字が入っているところがあります。そこは複数の願いの石があることを示しています。獲得した総数で加点されるのは一緒ですが、同じ色の石を3つ集めても加点されます。

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8点より上にあるのはカードタイルです。この上に乗ると自分の手札、または場に置いているカードのどちらか1枚を捨てることが出来ます。Reiner Knizia’s Keltis Oracleのレプラコーンのもとになった効果ですね。場のカードを捨てることが出来るというのが強烈です。

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それぞれのプレイヤーがコマを進めて得点が高い方が勝ちというゲームです。

 

出したカードの色のコマを進めることが出来るという、非常に単純明快なゲームです。

しかしそこはドイツ年間ゲーム大賞を受賞したケルト、さすがに一筋縄ではいきません。最も特徴的なのは昇順、降順で出さなければいけないという、ケルトの基本ルールです。これがホントにイヤらしいです。

プレイするとわかると思いますが、大体2点ぐらいのところで全員の手がピタッと止まります。各色の数字は2枚ずつの計22枚あるのですが、1色だけがそんなにうまく揃うわけもありません。しか4、5、6ばかり手元にあってもどうしようも出来ません。

いいや!と思ってカードを出して突っ走れば、2点ぐらいのところで見事に自分の首が絞まるというわけです。ホントにジリジリとしていくるルールですよね。

 

 

コツとしてはまんべんなく進めるよりもいくつかのコマに絞って、最後までいけそうな色のカードが揃ったら一気にX2のコマで突撃していくのがいいと思います。なにせ3番目まではマイナスですからね。ここで立ち往生しては点数が下がるばかりです。

しかしあんまりスタートしないでいると「願いの石」がみんな取られちゃうので、そこはうまくタイミングを見計らってプレイしましょう。

 

カードを捨てていく、取っておくというのも重要な行動です。自分がいらないカードはイコール相手が欲しいカードということになりますから、持っていることで相手の邪魔をすることも可能です。この辺は7並べみたいですね。持ってても相手が思いきってしまったら意味ないんですけど。

そうしたら相手の場の札を見て昇順降順確認して捨てていきましょう。自分の場の部分をタップすると場のカードを見ることが出来ます。相手のプレイヤーをタップすると相手の場のカードを見ることが出来ます。

 

基本的にはカード運のみな感じですが、それでも相手の捨て札をカウンティングしていくことが重要です。無いカードを待っていても仕方ありません。他の人が突出して進めているコマの色は、当然その色のカードを持っているか、使っているかですので、そこを後追いして追っかけてもカードがくる可能性は低くなります。

クローバーは他のコマを動かすことが出来るので、カード枯渇での行き詰まりをクリアできます。

 

クローバーの配置、願いの石の配置、手札の中の何色が伸びそうか、カード運だけになりそうなところを戦略で打開していくのが非常に面白いです。

 

プレイする人数は4人がいいでしょう。願いの石の争奪戦になって非常に混沌とします。得点は低めになり、山札が無くなる前にゴールエリアに到達して終わることが多いのでスピーディな展開になります。

 

 

ゲームに関しては、海外でのケルトDSの移植になっています。発表があったときからそうじゃないかとは思っていましたけど、グラフィックの大幅な向上という淡い期待もしていました。ですが残念、丸々移植しました、って感じですね。

ただゲームスピードを上げると恐ろしく快適に、スゴい速さで遊べるのでそれはちょっとよかったです。バックに流れるケルティックミュージックも雰囲気があっていいです。

 

「Campaign」のソリティアモードが地味に熱いです。KniziaのサイトのReiner Knizia Cool Stuffでソリティアルールが紹介されてましたが、ソリティアモードはDS版にも入っていました。ギリギリのところで得点を取っていくのが非常に面白いです。カード運があるので、ケルトとソリティアがうまく合うんですね。でももっと進もうとしたら、またアドオン購入画面になったのでやめてしまいました。

 

追加アドオンで「ケルト拡張版」を遊ぶことが出来ます。DSには無かったモードですね。これは評価できます。

拡張版はとにかく難しい。あまりにも複雑すぎて頭が痛くなってきます。普通のケルトはそれでも相手のカードを見たり妨害的なことをしてみたりできたのですが、拡張版ではそんなことしてるヒマもありません。自分のコマを進めるので精一杯。でもカードタイルなどあって非常に面白いです。

 

全体的に難しそうに感じますが、ゲームの展開はかなり速いです。プレイも結構速く終わります。その割にジレンマや戦略や妨害や、色んな要素が絡んでとても楽しく遊べます。

ゲームスピードを最高にして、Hard4人プレイだと大体6分くらいで終わります。サクサクですね。

 

難点。DSの移植だからかわかりませんが、バグが多すぎです。場のカードの場所をタップすると自分の場のカードの一覧を見ることが出来るのですが、そこに自分の手札からカードをドラッグすると反応して一覧が開いてしまうので、まともにドラッグしてカードを置くことが出来ません。結局カードをタップ→場をタップで遊べますが、この辺は直して欲しいです。

ゲーム中ヘルプをタップするとゲームに戻れなくなります。コンティニューとか全然効きません。突然反応しなくなります。いじらないほうがいいでしょう。

ゲーム終了がすごく不自然です。「はい!ここまでー!」ってカーテン降ろされる気分です。

アドオン高すぎです。全部買ったら1000円超えちゃいます。どうせならケルト・タイルとかケルト・カードとかも一気に出してください。

いつものことですがインターネット対戦をぜひ。

これはReiner Knizia’sはつかないんですね。

 

とても簡単ですが、ジレンマや戦略や運が十分に味わえる楽しいゲームです。おすすめ。

 

 

     

    Keltis 

    ボードゲーム / カードゲーム / 対戦思考ゲーム / ストラテジー / おすすめ
    価格 / ¥480
    カテゴリ / ゲーム
    バージョン / 1.0(iOS 4.0 テスト済み)
    開発 / USM

    iPhone、iPod touch および iPad 互換
    iOS 2.2.1 以降が必要

     

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